「コウモリの皮を被った」ニンジャバットマン k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
コウモリの皮を被った
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始まってすぐタイムスリップするハイスピードオープニング。大勢出てくるキャラの説明もほとんどない(その分掘り下げもない)。アクションと趣向とディテールだけで90分やったのだからとても潔い。
やりたい事もよく分かる。が、やりたい事が前に出すぎて『中世日本+アメコミヒーロー』の組み合わせが霞んでしまった。最後の最後までバットマンらしさも忍者らしさもあまりなく。むしろ、食いあわせが悪ったのでは?と思えてしまう。
劇中、「21世紀の道具は全てなくなった」とか「忍術と近代格闘技を合わせたら」とかいう台詞があるのでハイテクにアナログな方法で迎えうつのかと思ったが、最終決戦はほぼ魔法と言っていい忍術。なんだかもったいないなー。
合体ロボットアニメにコウモリの薄皮をかぶせて©︎つけた映画でした。
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