「養子は家族に馴染むまでわざと嫌われるようなことをして養親の愛情を確かめることがあるという。」かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発 相川良子さんの映画レビュー(感想・評価)
養子は家族に馴染むまでわざと嫌われるようなことをして養親の愛情を確かめることがあるという。
舜也が喜ぶからと言う理由だけで運転士になることを決める晶に対して義務感で一生懸命母親になろうと努めている気持ちを感じ取ってしまいそこに甘えきれない距離を感じてしまったのか。一生懸命母親になろうとしている晶に対して、もともと血の繋がらない他人だからと解放してあげたい気持ちと、母親として甘えたくてもこの先で分かれる時が来るかもしれないという本当に甘えきれない中途半端な気持ちが整理しきれず葛藤する。
切ない物語でした。
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