「チャーチルじゃない!」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 yuzuyuzuさんの映画レビュー(感想・評価)
チャーチルじゃない!
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チャーチルを全く描けていない!
これでは、ただの頑固者の老害として映ってしまう。
チャーチルの言葉に、「10のうち9を譲っても、欲しい1は勝ち取る」というものがある。彼は基本、妥協を良しとする人物だ。
では何故、ナチスとの交戦を選んだのか?
それは、彼が未来を見据える力を持っていたからだ。
驚くことに彼はコンピュータ、そしてAIの存在も予見していた。その神眼は、ナチスを野放しにした人類の未来を見据えていた。彼にとってナチスを打倒することは、譲れない1/10だったのだ。
柔軟でありながら秘めた真を持つ、そうした人物像と真逆の描き方がされている。故人に対する侮辱的作品
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