「ポーカー・レッスン」モリーズ・ゲーム 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
ポーカー・レッスン
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スタッカートのように挟み込まれるカッティングや、高速で連打される台詞回しなど、小気味いい演出。テンポ良すぎて、ポーカーの駆け引きがよく呑み込めないきらいはあるが。
ジェシカ・チャスティン演じる人物像は、前の「女神の見えざる手」とほぼかぶっている。実話だから仕方ないが、どう見ても危ない橋を渡りすぎで、途中で痛い目に会わされても、よくあれだけで済んだ方だと思う。総じて主人公の境遇にあまり同情も湧かず、一方で弁護士の熱弁には素直に感動できた。あの弁護士は得がたい、いい人だ。
モリーが現在どうなっているのか、最後に字幕でも入れてくれると良かった。
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