君の名前で僕を呼んでのレビュー・感想・評価
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美しい、けど物足りないのと me too・・・
美男子と2枚目のオッサンとの間の一夏の経験物語。美しい。けど、悪く言えば美しいだけ。影、闇、苦しみ、葛藤、後ろめたさ、といったような、負の部分の表現が無いか不足している。だから、美しいけど、物足りない。
これが、男女の物語だったらなんの変鉄もないだろう。同じように美男子同士でやってもなんの変鉄もない。
BLであろうがなかろうが、人間とその関係性はもっと複雑なものだが、そこんところを徹底的にスルーしている。
それと、BLにして綺麗にしてるとはいえ、17歳とオッサンとの間のポルノである。他方でme too だなんだで盛り上がっておきながら、この事実が直視されないのははなはだ不自然なことだ。BLで美しければそれでよいのか? 確かに二人の関係性に「強制性」みたいなものはないが、お互いの合意があればいいのかというと、そういうものでもないだろう。製作サイドも聴衆も時と場合で身勝手にしか思えないという点で、美しいですねという以外にこの作品を認めるわけにはいかないのである。
夏を待つ季節
4.7
ティモシーとアーミーの美しい共演
いやらしい絡みもまったく気にならないのはその美貌ゆえだろうか
ムーンライトなどこの手の作品は少なからず存在しているが、最後の最後まで心を掴まれた作品は今作が初めてだ
長回しのカットを多用し無駄なカットを極力入れない撮影方法は作品に集中させるとても大切な要素だ
通り沿いのカフェで車の音がうるさい中お互いに声を張って話す、単純なことだがこれが出来ていない映画が多いが、この作品はそれをしている
細かいところまで気を使われている作品だ
男女の友情もこの作品の一種のテーマであるが、お互いがお互いを通して成長している姿が受け取れる
大切な家族、友人、そして恋人を思い出し、見終わってからもジワジワとその良さを感じることができた
おすすめ
自然体から生まれる共感
前半はイタリアの美しい自然を肌で感じた。
ふたりにあまり感情移入できず、たんたんと進む生活。
しかし想いが通じ合ってからは、今まで遠くにあった生身の感情が直に伝わってくるようでみずみずしい。
意図的だろうが、アーミー・ハマー演じるオリバーの表情も後半にやっとクローズアップされるかんじ。
しかしこの作品がなぜこんなに心に残るのかというと
ラストあたりのティモシー君があまりにも自然体で、それでいてなにもかもを演技で表現してしまうから。
『インターステラー』でも思っていたけれど、ティモシー君の演技は自然すぎてこわい。すごい人だ。
とにもかくにも、ティモシー君がこの映画をより身近に、そして普及的にしているんじゃなかろうか。
うれし切なし美しき初恋模様
それなりに面白かった
2度の感動
「君の名前で僕を呼んで」で僕を呼んでほしくなかった・・
15:00から上映開始のため、シアターの前に準備態勢は万全だった。
14:50、前の上映が終了し、客が出始めた。
出てきた客は、女性・女性・女性・・?あれ、また女性?またまた女性???今日はレディースデーだったか・・いや違う、自分もきているではないか。そう、目を凝らして見ていたら、そう、全員が女性だった!そんなことあるか!この後に知ったのだが、それはこの映画の吹き替え版が終わったことを知らせるものだった。
しかし、この回、字幕版は少なくとも男性が自分を含めて4人はいる。。まずは安心か。
ということで、本編が始まる・・・。
正直なところ、色々な解説やレビューで、これでもかと褒めまくっているのがあるけど・・・つまらない。基本的にBLじゃん。
途中出てきたハイデガーの言葉も、ヘラクレイトスの言葉も、最後のパパの言葉に回収されてるやん。もう少し、レトリカルなことはできなかったかな。
二人の関係も、まぁ、音を絡ませてはいけるけど単調。景色も単色(イタ車はよかったし、シトロエンのDSもほっこり)。
昔観た『ブロークバック・マウンテン』や去年の『 ムーンライト』の方が深さがあった。どう頑張っても、相当怒られそうだけど、腐女子枠を超えられていないような気がするのだが・・。
マイケル・スタールバーグをこの2ヶ月で3本は観たことになるのかな?。これが今日の成果でした。
新星ティモシー・シャラメは息を呑むほど美しい
新星ティモシー・シャラメは息を呑むほど美しく、繊細。アーミー・ハマーとの掛け合いも瑞々しく、官能的。スクリーンに映るもの全てが美しく、流麗な音楽、シーンからシーンへ飛び跳ねるような編集も見事。紛れもない傑作だろう。でもこれは「俺の映画」じゃないよなあ…
どこまでもおとぎ話のようにしか思えず、トム・ヨークじゃないのに"I don't belong here"と歌ってしまいそうだった。とか言いながら、ラストカットのティモシー・シャラメの演技というか表情があまりにも凄過ぎて、最終的には素晴らしい以外の感想は出てこないというのが正直なところ。これは必見
劇中何度も登場するハエ。最初はティモシー・シャラメのチンコに留まり、ラストカットにさえ登場する。しかもしっかり羽音を立てながら。あれはどういう演出なんだろう?プロの評論家さん、早く教えてください!
マイケル・スタールバーグの長ゼリフが本作のテーマを全て語っていた。これ多分、原作者と脚本家の心の叫びなんだろうなと思った。「心のままに生きろ」と
「君の名前で僕を呼んで/僕の名前で君を呼ぶ」とはやっぱり『太陽がいっぱい』がルーツなんだろうか?つまりアラン・ドロンがモーリス・ロネの服を着て鏡の中に映る自分にキスをしたような、「手に入らないものを自分のものにしたい」「愛するものに成り代わりたい」という願望の表れ?
とても美しい映画
全てが美しい、桃さえも。
美し過ぎる少年
ティーンエイジャーの多感な年頃にどんな大人に出会ってどんな感情を抱くのかはとても重要。特にひと夏の…となるとより印象的になる。
人間的に惹かれるのに性別は関係ない。ホントそう。でも人生経験が少ないからこそ、それが恋なのか愛なのか情欲なのか、その辺りがぐっちゃぐちゃに混ざり合う。
エリオの心の中のさまざまな感情のカオスがとてもよく表れていた。あの複雑さをきちんと演じられるティモシー・シャラメはすごい俳優さんなんだと確信(*´ω`*)
オリバーは…
男性の膝出しショーパン(特に+くるぶしソックス)ルックは個人的にはとっても苦手。そんな格好ばかりだったから感情移入がなかなか出来なかった。そのうえで感じたことだから感情移入してれば見方は変わったのかもしれないけれど、エリオと彼の両親に比べて1人だけ子供だなと思わせる役どころ。でも映画のエッセンス的には必須かな。
とゎいぇ、彼が何度か披露するあのダンスはファッションセンスとともに頂けなかった(^◇^;)
エリオとオリバーにマルシア、みんなとにかく美しかった✨
エリオパパのキュートさはロビン・ウィリアムズを思い出させた。
エリオママ、あり得ないほどクール。
全体的にフランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』の明るいバージョンのような印象を受けた。
美しく、切ない映画。
面白かった
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