「ポスターで純愛映画と思っていたら」君の名前で僕を呼んで taketakekiさんの映画レビュー(感想・評価)
ポスターで純愛映画と思っていたら
肉食系の恋愛映画でした。最近、トランスジェンダーで女だったけど、男に性転換した作家先生が講演会やっていて、いわゆる異性以外が恋愛対象である人を調べると15人に一人いる確率になり、日本人に多い鈴木さん、佐藤さん、田中さんといった名字を持つ人の割合くらいトランスジェンダーが多いんですってよ?奥さん!?
なわけで、LGBTのこの映画。観客はティモシー・シャラメ目当ての女性ばっかし、ホモが嫌いな女なんていません!って言う漫画の台詞を思い出しました。
さて、避暑地か別荘かで田舎の一軒家に両親と息子がいるところに父親の教え子のイケメンがティモシーを見初めて、キャッキャウフフするんだけど、両方ともイケメンだから絵になるんだなぁ。これが。
で、ティモシーがイケメンの肉体を求めるがあまり果物を加工してオ×二ーするんだけど、それを見つけたイケメンが「 この果物を使って何をしていたんだい?」 と聞くんだYO!? それに顔を赤らめるティモシー。お好きな人には堪らんシーンだが生々しすぎて引いてしまった。
しかし、イケメンは女もイケるクチなので、あっさりティモシーは振られる。エンドロールで良い曲が流れてティモシーがさめざめと泣くシーンで終わる。結婚したイケメンとシャラメがまた出会うという続編も計画されていると聞いたが、コメディ要素を入れないとただのストーカー映画になりそうな気がします。
アミー・ハーマーはこういう役に合ってない気がした。でもシャラメはとてもよかった。今まで見たシャラメ映画で演技も佇まいも含めて一番よかったと思いました。シャラメの一番のあたり役!