「【マーク・ウェブ監督が、ニューヨークの地域ごとの特性を背景に大人への第一歩を踏み出す青年を描く、少しビターテイストな物語】」さよなら、僕のマンハッタン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【マーク・ウェブ監督が、ニューヨークの地域ごとの特性を背景に大人への第一歩を踏み出す青年を描く、少しビターテイストな物語】
この映画では、ニューヨークの地域ごとの住人の特性、ニューヨークに縁のあるミュージシャン達(サイモン&ガーファンクル 今作の原題:The Only Living Boy New York は彼らの代表曲の一つ)(ビル・エヴァンス)(ルー・リード)(ボブ・ディラン)の曲が効果的に使われている。
・父(ピアース・ブロスナン:出版社のエライさん、渋い。)に自分のエッセイを”無難だな”と言われて、自信を無くしたり・・
・その父の愛人(ケイト・ベッキンセイル)と寝てしまったり・・、そして、深い関係になってしまったり・・
・怪しくも、知性溢れる謎の中年の隣人(ジェフ・ブリッジス:父よりもっと渋く、意味深な言葉を呟く・・)に惹かれたり・・
・・しながら、トーマス・ウェブ青年(カラム・ターナー)はある真実を知ってしまい・・
矢鱈に・・・が多くなってしまったが、実に上手い脚本である。ラスト
もややビターテイストだが、それを乗越えるトーマス・ウェブ青年の姿が良い。
<屈託した思いを抱える青年が、一歩足を踏み出すまでをニューヨークの様々な風景・音楽を背景に描く作品。>
<2018年4月29日 劇場にて鑑賞>
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