劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!のレビュー・感想・評価
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ジード好きな方はおすすめ
「ジード」のTVシリーズで描かれなった朝倉リクのヒーローとしての挫折と成長
ウルトラマンの自覚の開花を描いた物語
必然的ではあるものの完結編の役割を担っていて半年間追いかけたファンなら嬉しいでしょう
またウルティメイトフォースゼロやウルトラの父・母・ゾフィーなど懐かしい面子も
(全員オリジナルの声優さんが声を当てているのも嬉しい、池田昌子氏の母はもはや懐かしい)
しかしただの内輪向けとして尻すぼみにならずに
「本当のヒーローとは何か」
「諦めても立ち止まらない」
「仲間がいることの尊さ」
を抜かりなくしっかりと描いています
ですが、ジードの弱みでもあった「重大な設定の誕生による齟齬」がここでも生じてしまっていたのが残念です
ギガバトルナイザー、もっとよく扱えただろうに・・・
「ジード」の特異性もあり好き嫌い別れるかもしれませんが、おすすめの作品です
ジード映画でありオーブ映画である
7歳の娘と観ました。ドラマシーンと特撮シーンの時間バランスも偏りがなく小さい子供も飽きないと思います。
一言で言えばオーブファン必見の映画です。
主人公リクの苦悩、成長を描いたストーリーですが、リクが子供っぽく情けない印象しかありませんでした。TVシリーズ最終回でベリアルを倒し勇敢になった姿と正直GAPが大きいです。映画の限られた時間で描ききるのは難しかったかもしれませんが、娘は「リクがかっこ悪い」と嘆いてました。。。
そんなリクを差し置いて物語冒頭から出てくるジャグラーや中盤から登場するガイさんの存在感がすごい!リクやレイトがおとなしいキャラな事もあって完全にこの二人が主役を食ってしまってます。
(オーブファンとしてはうれしい限りですが。。。)
ジードの映画というよりガイとジャグラーの物語です。
ジードTVシリーズの続編を期待していた人は少し拍子抜けするかもしれませんが、ジードの登場キャラもちゃんとフォーカスされているし、ジードらしさもあって嫌な気分にはならないと思います
≪良かった点≫
・変身シーンが新規撮り直されている。
リク&ガイさんのダブル変身に興奮!
・オーブ最終回のオマージュ
ジャグラーとオーブが共闘するシーンに鳥肌!!
・池田さんがウルトラの母の声を担当
・ジャンボットとリクのやりとり
ウルトラ映画の良い所は、共演するヒーローや過去の作品に対してリスペクトを忘れない点です。監督のウルトラに対する愛情を感じるシーンがあってウルトラファンとしてはうれしく思います。
鑑賞記録
4月1日鑑賞。もう一ヶ月も経っていた。。
ギンガから始まったニュージェネレーションウルトラマンの中でも特にお気に入りのジード。方々から聞こえる評判で、
「ついにウルトラでAtoZ級を作ってくれたか、坂本監督!」
と期待し、パルコのジードミュージアムを見学してから鑑賞しました。
結論から言うと、自分にとっては「惜しい!」って感じ。
まずこの作品、予告編がすごくいいんです。
強敵現る→ジード挫折→オーブ登場!→畳み掛けるようなクライマックス
この通りやってくれるかと思いきや、実際はオーブ登場が先でジード挫折が後。特にオーブ登場は怪獣酒場での小競り合いでフラッと現れ、加勢するっていう、まあガイさんらしいといえばガイさんらしいんだけど、心の折れたリクを導いてくれる存在としての活躍を期待していた自分としてはかなり肩透かし。(しかもこの酒場での聞き込みシーンが意外に長くて…きっと坂本監督がやりたいシーンだったんだろうけど、話運びがスローダウンしてるし、ライハが辛抱弱くてキレやすい人みたいに見えるし、ちょっと残念。)
じゃあ誰がリクを立ち直らせるって、この作品のゲストキャラ、本仮屋ユイカなんですが、パッと出てきた人がなぜそこまでリクのためにがんばれるんだろうって感じて、乗り切れない。ユイカさんが絶命してからもライハたちが励ましにかかるんだけど、ちょっとそれもくどい。話し過ぎなんじゃないかなあ…。
大体リクくんの「僕がしっかりしないと」っていう悩み、メビウスでいうところの『ウルトラマンの重圧』な訳ですが、本編終了してからその悩みかい!って思ってしまう(「鍛えないと」とか言ってダンベルをキコキコ上げ下げしてるのもモブサイコのモブがチラついてしまって、真剣にやれ!って思ってしまったり)。
不満点多めですが、坂本監督作品ですからヒーロー演出のツボは押さえてます。オーブとジードの同時変身シーンはマジでかっこいい。そして四大ヒーロー(ジャグラーもカウントしとくぜ)並び立ちからの『フュージョンライズ!』はさすがに燃えた。いいところもあったからこそ、乗り切れなかったポイントの残念さが際立っちゃうなあ。。
でもまあ、好きなシリーズの登場人物たちにまた会えるという点ではやっぱりいいもんですよ。
リクとジャンボットの縁
7年前リクを演じた濱田龍臣はベリアル銀河帝国で少年ナオを演じされたんだ。しかもジャンボットを操縦した経験もあり、今度の映画最後リクとジャンボット会った時は『リク、ジャンファイトを読んてみて』っと言ったのは実に面白かった。この2人知り合うかどうか坂本監督が決めるでしょうか。いいウルトラ映画だった!
ジードはやっぱり面白い
TVシリーズが面白くても映画になったら、どうかなぁと思いながら、観賞しましたが、ジードはやっぱり面白いです。
主人公の成長、仲間との絆など物語として盛り上がる部分がいくつもありました。生身のアクションは、坂本作品だけあって、盛り上がりますね。
いつもならサービス過剰になりがちな坂本監督の演出もやや控えめになってるので、物語を邪魔しない感じで良かったです。それでも各々の全フォーム披露は健在です(笑)
あと好きだったシーンは以下の通りです。
・サンダーブレスターのオーブがジードを見て「なんか似てない?」
・ガイさんが「ジードさん?ジード?俺の方が先輩かぁ」
・レイトとゼロの再会。短いシーンだけど、あのやり取りは、胸熱でした。
・ジャグラスが赤い鋼を手にして、「いつもこうなる」
・ジャンボットとリクの絡みでリクが「ジャンファイト」
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