移動都市 モータル・エンジンのレビュー・感想・評価
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説明不足
なんで移動してんだろ?
そもそもの問題が不可解で…いきなり最終章を見せられてるような感じ。
移動都市に意味を見出せなくて難儀する。
結局の所、ラストの見せ場に深く関わってくるのだけれど、取ってつけた感が拭えず、全体的には退屈だった。
ビジュアルとかは面白かったんだけど…どおにも説得力に欠けてるような感じだ。
都市が移動する必然性も分からないし、静止都市と対立してる構図も分からない。
きっと当初は移動出来る事が希望であって、静止し続ける事が衰退だったのであろう。
そいでもって長い時間放浪した挙句、資源が乏しくなり、いまだ現状を維持し続ける静止都市への略奪へと変貌していったのかもしれない。
のだが…!
その辺りを抜きにしてはダメなような気がする…。
物語の結末はなんだか皮肉めいたもので…移動するロンドン市民達、これが白人とかになるのだろうか?それらを中国とインドの人々が受け入れる。
精神的な豊かさに立ち戻るって事なのだろうか?限りある地球という資源を食い尽くしてる西洋文明への警鐘とかなのかしら?
ロンドンって、都市が大航海時代の暗喩だったりすんのかな?
それが際限ない物欲の成れの果てとかになんのかしら?
そうだったとしても、別段このドラマを語る上で必要な事とも思えない。
世界観の説明が足りてなさすぎて、どおにも受け入れ難かったのが敗因か。
魅力に欠ける
世界観サイコー!ストーリーも!
映像はすごく綺麗だし、世界観は素晴らしいし、皆キャラも立ってるし、泣けるシーンもあるし、私には近年稀に見る大ヒット映画でした。
映画館での扱いもあまり良くなく、小さめスクリーンでの上映だったのがとても残念です。
IMAX3Dで観たかったぐらいです。
人物の掘り下げが少ない、とか書かれている方もいらっしゃいますが、そこまで難しいことを考えずダイナミックな映像とジブリ的ストーリーが好きな方にはオススメです!
ジブリ好き!?
外見だけは綺麗な作品
原作は「移動都市」という小説で、天空の城ラピュタに近いSFファンタジーだそうです。
予告編とか話の内容を観た感じでは「ジブリ」っぽいなと思いました。
脚本は「ロードオブザリング」のピーター・ジャクソンで、
都市が「ハウルの動く城」のように移動する設定で予告編の映像も格好良かったのですが…。
率直な感想言うと、
外見が綺麗なだけで中身が雑な映画でした。
さっきも話した通り、映像はなかなか綺麗でした。
少しゲームっぽい所はありましたが、出てくる都市の背景それぞれが美しく見ごたえがありました。
また、都市が機械で動く所もかなり緻密に描かれていて格好良かったしワクワク感が湧き出てきました。
また、音楽も重厚で美しいサウンドです。
調べたら「怒りのデスロード」の人らしいのですが、結構効果的でした。
印象に残ったのはそれくらいです。
肝心なストーリーは二転三転しながら終始置いてきぼりですし、誰一人として興味深いキャラクターはいませんでした。
都市のデザインは格好良いとは言ったものの、次から次へと新しい街が出てきたりしてるので理解が追い付かないですし、そもそも世界設定がどうなっているのかも把握しづらいです。
ストーリー展開も無駄が多いです。
主人公とヒロインがあっち行ってこっち行ってとやってるのですが、半分くらい必要の無い展開だったと思います。
登場人物も多く登場するのですが、それも必要の無いキャラクター達が多く、本当に無駄ばかりです。
また、ある所でメインの男の方が外に出たかったと言っているシーンがあるのですが、何故外に出たいのかが解らないです。
「天空の城ラピュタ」のパズーはちゃんとラピュタに行きたい動機もあるし叶えてほしいと思えます。
でもこの男の子は動機もよく解らないし、正直どうでも良くなってしまいます。
少し愚痴が多くなってしまいましたが、「大嫌い」という程ではありません。
バトルシーンは迫力ありますし、飛行機のデザインとかも観ていて楽しかったのでそこまで退屈はしませんが、それ以外が正直どうでも良い作品でした。
(余談)
観る前は興味をそそられる作品ですが、興行は赤字だそうです。
無理もありません。
だって全然面白くないもん(笑)
酷評注意
何の為に誰と誰が戦ってるか、肝心の部分が最後まで分からなかった。2時間が4時間に感じるくらいのっぺりした展開・・・。物語の中の時間経過も不明で没入感・感情移入ゼロ。恐らく結構な短期間の出来事だと思われますが、こんな短時間で大した事してないのに愛してるとか突然言われても…。よく知らない人を何故命がけで助けたり協力したりするかも意図不明。定期的にSASUKE的なダンジョンが出て来ますが全く盛り上がらないしドタバタしてるだけです。
カッコ良い風の女性リーダーやその仲間のアウトロー達の登場に一瞬期待しますが、結局それも盛り上がらない。なんちゃってジブリのようなシーンが続き終始微妙。映像は見応えあるところもありますが、一辺倒なのですぐ飽きます。
本当に何故みんなでそんな必死で命賭けてるのか謎のまま終わりました・・・なんだったんだ…。
新鮮な設定でした。
トータルでは3.4と低評価にも関わらず、個人的に大手シネコンを占めるマーベル系&DC系にやや辟易していたので、この設定は新鮮でした。
たしかにジブリの影響を受けた世界感だし、移動都市を攻撃する場面はヤマトっぽいです。ですがヒロインの意外性もあるし、少なくとも実写としては新鮮な展開だし、ありきたりなクライマックスを差し引いても、とても楽しめた世界観でした。
引っかかるのは、西洋VS東洋の構図で、あの壁はまさに万里の長城、中ににいた戦士はみんなアジア系という、けっこう露骨な地政学図が描かれていて、なぜか犬死する西洋のパイロットの名前は日本人っぽいというオマケ付き。この
「世界は中国を中心にまとまる」
とい結論は、どんだけ中国資本の援助を受けて製作したのわよ?と思わなくもなく、そこを差し引いて4.5でしょうか。
世界観よし、映像よし、何か足りない
なんでこんなにレビュー悪いの?
The predator city from west. ラノベかな?
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンが製作脚本、ピージャクの愛弟子クリスチャン・リヴァーズが監督と聞いたら面白そう!っとなるわけですが、アメリカでは大コケしたとの噂で、それでも「こういう映画は映画館で観ないと絶対面白くないよなぁ」っと思い、警戒しながら観に行ったのですが・・・うん、言われる程悪くない。でも、どうして都市は移動してんの?
移動都市のビジュアルは物凄い物がありました。良く作ってるなってホント感心したんですよ。でも、根本的に都市が移動する必然性がわからないんですよね。「都市が移動してる所を見せるビジュアルの為に移動させました」的な感じで、何故移動するのかは良くわからんというのが正直な感想です。だって最後の壁の街の人達は普通に地面に住んでましたしね。あれは正にちゃぶ台返しというものではなかろうか?
移動都市のシーンにしても空中都市のシーンにしてもビジュアルは一級品だっただけに、ストーリーが伴ってないのがとても残念でした。映像を楽しむ作品なので何も考えないで観ようとしてても、あまりに話が変だと気になってしまいます。どうした?ピージャク?原作を読めばもう少しつじつまがあって来るのでしょうか?うーん、なんとも惜しい作品です。
ジブリ感!
予告を見て「ハウルの動く城」!?と思って気になっていた一本。
P・ジャクソン監督のストーリーボードを描いていたクリスチャン・リバースの初監督作品はいかに。
60分間で現代社会が崩壊した1000年後の世界。人々は移動都市に住んでおり、移動都市同士、文字通り食うか食われるかの戦いをしている。
移動都市ロンドンに住むトムは権力者の史学ギルド長サディアス・ヴァレンタインが刺さるところを目撃してしまったためにサディアスを刺した少女へスターと共に沼地を彷徨うはめに…
映像とストーリーでラピュタ40%、オープニングナウシカ15%、世界観と音楽とオーストラリア繋がりでマッドマックス35%、あるキャラクターでターミネーター10%、有名なシーンを思い出したのでタイタニック2%。
決してつまらなくは無いけれど、映像にもストリーにも作家性が感じられなかった。
つまらなくはない
「巨大移動都市ロンドンはほかの小さな都市を捕食し成長しながら支配を拡大していた」という意味不明なあらすじで興味を持って観に行く。でも都市が都市を捕食するのは最初の10分くらいで後は普通のアクション。
設定や世界観の説明もそこそこにいきなり話が始まる。混乱も特にないし誰が誰を倒したいのかわかりやすいから良いのかもしれないが、少し戸惑う。あとフォンとかまあまあメインのキャラクターでも余り設定が感じられなくて愛着がわかないし、結構キャラ立ってたシュライクは何かふんわりした理由で死ぬし(愛していたら何なんだ)。
「歴史にしてやる」って決め台詞だけは気に入ってる。
世界観が良いだけに
世界観が良いだけにもったいない。
掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げられそうな題材なのに、よくある戦争モノ捻って都市要素いれてみました程度に終わってしまい残念。ただバトル、人間ドラマ、映像美…そういうのを主に期待した人には良いかも。一方「都市」っていうところに惹かれて観た人は消化不良に感じると思う。
良いとこ
・個人的には前半30分までの、移動都市での生活、都市の飲み込み方(物理)、南部都市の奴隷オークション、博物館に飾られてた割れたスマホと「アメリカ古代の神々(笑)」がピーク。こういう都市っぽさは堪らん。
・ロンドンの市民も反移動都市の市民も同じように戦争に熱狂してたところ。(反「移動」であって反戦ではない)指名手配されてたアナ?も最後まで倫理観で戦ったわけではなく。どっちかが戦争反対だったら勧善懲悪モノに落ちてたかも。
・女主人公と男主人公がキスしなかったところ。キスはそう意図せずとも性的になるからな……盛り上がるからってぶちこんだらラブコメに落ちてた。
・量子爆弾の爆発描写。実際ああなるかは知らないけど
気になるところ
・女主人公を育てた人造人間的な奴とかそいつらはこの世界でどういう位置付けなのか(自分が見落としたのかな?)
・南部都市はなんであんな荒廃してんのか。
やっぱりここでも世界観の掘り下げ不足が心残りとして出てくるなあ。
つっこみどころ
・女主人公の育ての親ロボの「(物語上)重要なペンダント渡す役」感。この役やるために脚本家に嫉妬深+癇癪持ちロボにされたって意味で可哀想な子だった。母親死んでからどう育ったの?っていう穴も埋められる便利な子……。まあもしこのロボがずっとペンダント預かってなかったら、もっと早く気づけば戦い止められたじゃねえか!ヒロインの無能!ってなってたので大事な役ではある。
・制作側はアナ?(反移動の指名手配されてた赤服)をよほど気に入っていたのかな。しっかし心の強さで死を恐れない有能キャラは死ぬよな!まるでストーリー上死ぬのが正しいけど、勿体ない良いキャラだから死を恐れない設定にしたみたいだ!男主人公とスキル(操縦)が被ってる時点で死亡フラグはすごい立ってたけどね。
・爆弾ストップのパスワードがガバガバ?一回クリアした数字は次間違えてもそのままのタイプだった?サマーウ◯ーズであれ!なんかヒントとかあったのかな、でも特に言及されず。
・男主人公は女主人公と共に行動すると一気にクソ無能になる。一方、火花散る中で巨大チェーンソーをくぐりぬけるなどの逞しさも見せる。
・男主人公の動機がずっと不明瞭。最後に風の行くまま空の旅しようとか急に言い出すし。
・1000年後のファッションあんま今とかわんねえ~
つぶやき
・遊牧民族どうしてんだろ?
・日本人俳優って出ないな~いたらおもろそう
・人以外の動物はどこ
最後に
ロンドンの人が観たらどう感じるのか気になる。やっぱだいぶ印象違うでしょうね。
移動都市
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