劇場公開日 2019年2月8日

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ファースト・マンのレビュー・感想・評価

全365件中、181~200件目を表示

4.0偉大な偉業を改めて学ぶことができる貴重な映画

2019年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

1969年(昭和44年)7月、『一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。』という名言を残したこれまであまり明らかにされなかった無骨で無口な英雄の物語。この映画を観る前には60年代アメリカの歴史的背景を把握していたほうが心に迫る。米ソ冷戦が最も過激化するな中、宇宙開発競争でもソ連の後塵を拝し続けて焦る国家、一方で泥沼化、歴史的敗戦を喫するベトナム戦争で疲弊する国民。偉大な偉業を改めて学ぶことができる貴重な映画。

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masayoshi/uchida

4.0一体、何のために…

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

なんとも閉所恐怖症になりそうな、余りにも過酷で、息苦しくて怖い映画だった 人類が始めて月に行く映画なのに、解放されるどころか息苦しいなんて 夢と希望にあふれているはずの人類初の月旅行の現実は、恐怖に満ち溢れたものだった この映画を観る前の私はワクワクしていた アームストロング船長が「人類の偉大な一歩」を踏み出すまでに、どんな冒険をしたんだろうかと、「感動待ち」の状態だったからだった しかし、現実は、私の思いとは180度違うものだった 人類で初めて月に降り立ったアームストロング船長は、感情を押し殺し、実験のような任務をひたすら遂行することを求められていた 常に、死の危険と隣り合わせで、いつしか笑うことさえも忘れてしまう 任務の後、無事に家に帰れるかさえもわからない毎日 そんなアームストロング船長の姿を観て、まるで、戦地に向かう兵士のようだなと思った ただソ連に勝つために、危険な訓練を重ね「月面着陸」というゴールだけを目指す そのために、平気で人命を犠牲にしていた当時の冷戦は、確かに「戦争状態」だったのだろう そして、最後まで見終わった後「この月面着陸ミッションは本当に必要だったのか」と考えてしまった 現在では、月の利用価値がないことが分かり、人間が月へ行くことをやめてしまったけれど、本当はこの当時から、利用価値がないと分かっていたのではないだろうか ただソ連に、共産主義に勝ちたかっただけではないのか みんなが、ただJFKの夢を叶えるためだけに、彼の演説は正しかったと証明するために、命を犠牲にしても必死になって、ソ連と競っていただけではないのか この当時の人たちの苦労や犠牲があって、今では宇宙旅行に行けるようになったのかもしれないが、人命を犠牲にしてまで、宇宙旅行というのは、必要なことなのだろうか 私はそこまでして、宇宙旅行が必要だとは思わない なんだかやりきれない気分になってしまった作品だった

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とえ

3.0重苦しい一作

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

華やかなイメージのアストロノートだけど、とても暗く重苦しいアームストロング家。娘の一件が大きいがニールは既にあんな感じになっていた。しかし、選ばれし者だが、明日をも知れない命。それにしてもあのラストシーン耐えられない重さだった。 演出も、演技も素晴らしかった。

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マクラビン

4.0圧倒的臨場感

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

冒頭から、強烈なGを感じさせる臨場感。 打ち上げ等のシーンでは、同様に手に汗を握った。 閉所恐怖症に私にとっては、少々気分が悪くなるほどだった。 私は、アポロ世代。 ドッキングのシーンや月面着陸はテレビに噛り付いて観ていた。 リアルな映像に心躍ると同時に、成功の陰には数々の犠牲があったことを認識させられた。 勿論当時は子供だったが、大人目線で観ると疑問も感じざるを得ない。 あの頃は私が大人になる頃には火星に行けるのでは?と思ったが、 火星どころか月にさえ行けなくなった現状はそういうことなのだろう。 ストーリーとしては、ファーストマンの足取りを丹念に描いている。 そこに家族、特に幼くして亡くなった娘への想いを絡めている。 娘の遺品と共に月に行き、月面に葬るシーンは心に沁みた。 娘を持つ親としてそこには感情移入して涙してしまったが、 いささか盛りだくさん、欲張り過ぎで冗長、散漫になった観は否めない。 また、娘への思いに比して他の家族、特に妻への配慮は置き去りになっていて心が痛んだ。 個人的には、もっと家族にフォーカスを当ててほしかった。 アポロ11号打ち上げ以降はほとんど家族は描かれず、残念だった。 やや冗長だったところを除けば、おおむね満足。堪能した。

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みみず

3.5喪失と静寂

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

劇場で見るからこその良さが詰まっている。 欲を言えば、もう少し短いと見やすく勧めやすい。

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nobu0612

2.5事前学習が必要かと

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

ドキュメンタリーぽくするために、ほとんどのカットをハンディカメラで撮影しているので、画面が常に手振れ状態!これは正直疲れた。船酔いする人は見ないほうが良いかも。また、登場人物が皆、ファーストネームで呼ばれるので、そこも分りずらい。ガス=グリソム、エド=ホワイトなど。歴代の宇宙飛行士の活躍を描いたライトスタッフや、ドリーム、さらにはアポロ13のようなワクワクするような高揚感がまったく無い映画。私が小5の時に体験した人類の月着陸!アームストロング船長はウルトラマンと同じくらいのヒーローでした。当時は、小学生の自分でも何冊もの本や雑誌、さらにはTVでもう専門家のような知識を詰め込んだものです。マーキュリー計画、ジェミニ計画、そしてアポロ計画と、ソ連との冷戦の最中の宇宙開発競争。先に上げた3つの作品のうちどれかをご覧になられて本編を鑑賞された方が良いと思います。期待が大きかっただけに少々がっかりした作品でした。

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やまりん

4.0宇宙に慣れすぎていた

2019年2月17日
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モ-ts

2.0ネタなし

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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たまにしか見ません

4.0淡々と重厚

2019年2月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

ドキュメンタリー好きの私としてはとても当たりの作品です。 結論だけは知っているストーリーに対して、観賞者とは言え完全受け身で観るつもりはない。 当時の英雄たちのことを勝手に想像を巡らせて、宇宙に、月に、その壮大だったプロジェクトに、心を踊らせて入り込んでいくのです。 そして良くも悪くも想像と異なる事実や心情を目の当たりにして心をかき乱され「映画」の世界を堪能します。 今回は主人公は多くを語りません。 想像の余地がたっぷりです。 カッコつけて言うなら行間を読む作品です。 役者の一挙一動に引き込まれるとても相性がいい作品になることもあれば、まったくシンクロできずに眠気を耐えるだけのこともあります。 今回は前者でした。 各俳優陣が本当に良い演技をしていたと思います。 ストーリーは数年の出来事が淡々と進みますが、要所での息がつまるような葛藤が重く重くのしかかってきて心地よい疲れを感じました。 ドキュメンタリーがお好きなら観て損はないと思います。

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郷愁

3.0派手さは一切無し

2019年2月17日
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泣ける

難しい

史実(伝記)ベースのため、無駄な誇張無しで淡々と描かれている感じ。 BGMを無くし静寂で宇宙の冷たさが際立つシーンが印象的。 宇宙シーンは主観が多いからか、何が何やらとなる映像が多いように感じた。 実際にその場にいたらあんな感じなのかもしれないが、見易くはない。 何気にスピルバーグの名をエンドロールにて気付く。

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toosumi

4.0今では当たり前のような宇宙でのミッション。アポロ11は半世紀も前の...

2019年2月16日
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今では当たり前のような宇宙でのミッション。アポロ11は半世紀も前の、月面着陸という生還率が高くない人類初ミッション。その当時の主人公、家族や周りの人たちの緊張感、葛藤、複雑な社会環境の様子が伝わってくる 今までのアポロ映画とは違う視点で描かれている。

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papakazu

4.0ラストシーンに感動!

2019年2月16日
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イゲ

4.5クレア・フォイが凄い!

2019年2月16日
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泣ける

ドンピシャの世代なのだ。僕は小学4年生でアメリカが国際中継したNHKのテレビを見ていた。アームストロングがタラップから月面に降り立つシーンは誰が撮っているの?とまず疑問に思ったものだ。そして翌年の大阪万博で何時間も並んでアメリカ館で「月の石」を鑑賞したのだ。ケネディは60年代中に必ず月に人類を送るとぶち上げ、タイムリミットの69年にそれを成し遂げたとされている。ソ連への対抗上もう時間が無かったのだ。映画はほぼ全編ハンディカメラで撮影されていてブレ続ける。狭いロケットに閉じ込められ、発射から大気圏を脱するまで視野の狭いコックピットで暗く揺れ続ける映像とニールの上目遣いのクローズアップがガタガタと延々続く。これが月に最初に降り立った英雄を描くアメリカ映画なんだろうか! アポロ計画の最初にいきなり焼死する3人の宇宙飛行士。その後の国内での反アポロ運動。俺たち黒人は飯を食う金も無いのに白人は国の金で月に行きやがると歌う「whity on the moon」が流れ、それでもアポロ11号は発射されるのだ。デイミアン・チャゼル監督は素晴らしい。主演のライアン・ゴズリングも素晴らしいが、何よりニールの奥さんを演じたクレア・フォイの演技に圧倒される。

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たあちゃん

3.0奥深いのか?

2019年2月16日
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ぱぴこ

4.0アームストロングを追体験

2019年2月16日
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怖い

興奮

知的

美術チームすごい。 一気にあの当時にタイムスリップ 粗い画面が一層雰囲気を盛り上げる。 その時分に作成された ドキュメンタリー映画の風合い。 生あるうちには おそらく経験できないことを 追体験させてくれる映画。 月面が思いの外ショボかった。

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しげぴい

4.0父の映画

2019年2月16日
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鑑賞方法:映画館

16ミリで撮られたシーンの手触りが示すとおり、徹頭徹尾ニール・アームストロングという男を描いた、彼の家族を描いた映画であり、彼が父になる瞬間(妻に迫られてではあるけども)を描いた映画でした。 そして、ジェミニ計画やアポロ計画はその背景としてあり、彼が見た風景として描かれる。だからこの映画の画角は正しいのである。 あるが… いやもっと見せてよ!寄りすぎだよ、デイミアン・チャゼル!!せっかくIMAXなのに!!! ということで、「ライトスタッフ」が観たくなりました…

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ぱんちょ

2.5うーん、これは…

2019年2月16日
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鑑賞方法:映画館

かなり期待値を上げて見に行ったのだが、必死で睡魔と闘う羽目になってしまった。ゴズくんの抑制された演技は、『ドライヴ』や『ブレードランナー2049』ではハマっていると感じたが、本作では何を考えているかよくわからない共感しにくい人物に思えてしまった。実話なので制約もあるだろうし、これがリアルなのかもしれないが。 ぐるっと一周させるとか、無音とか音響(編集)は好き。

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なお

4.0尊さと恐怖

2019年2月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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shintaroni

3.0発射時の船内のギイギイ音がすごい。

2019年2月16日
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やはり、映画らしい映画というべき作品です。 最初のミッションから、ちゃちい機体、設備、 だがしかし、命がけ!まちがえば、即、死が。 毎回命をかけて、アメリカの、いや、人類の期待を背負ってロケットに乗るアームストロング。犠牲にしてきたものは?え、何?犠牲にしてきたものだらけで、今更改めて聞かれてもということでしょうね。何の為に?ロマン?夢?希望?そんなキラキラした明るい何かは、もうはるか昔に忘れてしまい、いったい何をしているのか?自分が今どういう状況にいるのか? 辞めてしまおうか?なんて、考えるスキもなければ、時間もない。失敗、少し成功、また、失敗を繰り返しついに月に到着しますね。 あー、どうでしょう。真っ白?いや、灰色の 色のない世界で、彼は、どう思ったのか?? とにかく、発射時のギシギシガツガツ ガーガツ!ガツ!ドーンというロケットが 軋む音があまりにリアルで、いいすねー。 大丈夫かあ?分解しない?バラバラにならない?リアルな船内。いやあ、面白い。 息子と最後に握手するシーンが かなりよかったよかったです。 快作です。セリフも少なく見やすい作品です。

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ナインボール

2.0評価わかれる

2019年2月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

寝られる

好き嫌いわかれる作品でしょうね。 自分は睡魔、うとうと、爆音、目覚め、の繰り返しでした

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たか