「毒々しさがなくなってた」グリンチ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
毒々しさがなくなってた
孤児院で育ったエピソードとか、なにかとグリンチに感情移入してしまい、そんなに悪い奴じゃないと最初から思わせてくれる。村人たちに対してもひどいことはしてなかったようだし、要は敵はクリスマスじゃ!みたいな感じで物語は進む。
そういや、グリンチの顔も怖い部分がないし、日本語版を担当する大泉洋のイメージにぴったり。そして、洞窟の中にパイプオルガンを備えているという音楽好きでもあるし、クリスマスソングが嫌いなだけ。ちなみに彼が演奏するのはオール・バイ・マイセルフ=ラフマニノフピアノ協奏曲第2番だった。まぁ、独りぼっちなんだからラフマニノフではなくエリック・カルメンの曲なんでしょうね。
イルミネーション・エンターテインメントらしいアニメでした。
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