「優しさと愛に乾杯♪」グリンチ マツマルさんの映画レビュー(感想・評価)
優しさと愛に乾杯♪
前から気になってた作品ですが、公開から結構経っていたのでなかなか腰が上がらなかったんですが、同時上映のミニオンをやっぱり観たかったのとたまたまタイミングがあったので鑑賞しました。
で、感想はと言うと…良かった♪
同時上映のミニオンも良かったけど、普通に面白かったし、幸せな気持ちになれました。
1つ物申すとすれば、良い作品なんですが、完全なクリスマス作品なのでクリスマス前に観ておけば楽しさ倍増なのでクリスマス前に観ておけば良かったなと。
例えて言うと、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」はいつ聴いても良い曲ですが、クリスマスが終わったから聴くとちょっと違和感がある様な感じって言うんですかw
正月が終わってから観るとちょっと残念な感じがしますw
ストーリーは以前に公開されたジム・キャリー主演の実写版とほぼ同じらしいのですが、実写版は未鑑賞。
捻くれ者のグリンチが世の中のクリスマスを妬んで邪魔をすると言うシンプルなお話ですが、普通に面白い。
これぐらいシンプルな方が家族で楽しめるかと思います。
また、色彩色豊かな映像に夢のあるお話なのでケチをつけるのは野暮かなと。
素直に楽しめば良い作品かと思います。
とにかく映像が綺麗。ディズニーランドやUSJに行った時の様なワクワク感。スキー場にいる時の雪が降り積もったキラキラ感が伝わってきます。
キャラクターも可愛い。グリンチの愛犬マックスやトナカイのフレッド。シンディ・ルーを始めとした子供達も愛らしい。
グリンチの捻くれもばいきんまんの様なユーモアかつ何処か憎めない感じ。
なんて言うか、日頃の人間関係に疲れて、擦り切れた心にディズニーランドの「イッツ ア スモールワールド」の優しさが心に染み入ると言うかw とにかくハッピーな気分になります。
グリンチがクリスマスを盗み出して、シンディ・ルーの純真さに改心して、皆の前で“ごめんなさい”と言った素直な言葉と、グリンチの行いをシンディ・ルーが許してパーティーに招待した時の優しさにちょっとウルっと来ました。
とにかく映像綺麗。キャラクター可愛い。クリスマスソングが全編で流れていてワクワク。ととにかく幸せな気分になれます。
未鑑賞の方は是非1年待って、クリスマスで街中が賑やかになる12月になったら、観て頂きたいと思いますw