「いやいやいやいや」スカイスクレイパー Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
いやいやいやいや
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《ダイ・ハード》の構造をパクりたかったんだろうなあと思うんだよね。家族が人質にとられた形でテロリストが高層ビルで事件起こすしね。外にいる警官と最後に「やっと会えた」ってやるし。
だからハラハラするシーンの連続なんだけど、ハラハラさせ方がワンパターンになっちゃってるの。それで「どうなるの?」と「やっぱりな」の間隔が短いから、次にハラハラシーンが来ても「どうせ、簡単にどうにかなるんでしょ」と思っちゃう。そしてその通りどうにかなるの。
序盤で96階より上の高さまでクレーンをよじ登ってくんだけどさ、それ何時間かかるんだよって話だよね。でも一瞬で登っちゃうの。追手を振り切る速さだよ。それで全然疲れてないの。どんだけだよって。
家族が人質に取られる形になってて、そこで互いに思い合うのが見せ場だと思うんだけど、そこの感情描写弱いんだよね。
この話、主役がドウェイン・ジョンソンだと強すぎるんじゃないかな。弱っちい主人公が家族のことを思って限界以上に頑張る話の方が感情移入ができた気がするな。
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