「家族愛が見せる強さ。ツッコみ無用の一大アクション!!」スカイスクレイパー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
家族愛が見せる強さ。ツッコみ無用の一大アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:世界一の高さを誇るビルを舞台に巻き起こる、主人公のド迫力の救出劇を通して、1組の家族が持つ揺るぎない愛の姿を描き出しているのが印象的。
否:主人公がギリギリのところで助かっていく様は、勿論ご愛嬌。設定や展開もかなり無理がある。
世界一高いビルで起きた凶悪事件に巻き込まれ、最愛の家族が上層階に取り残されてしまった、ドウェイン・ジョンソン演じるウィル。異国の地で孤立無援となってしまった彼が、己の力だけを頼りに、単身ビルへと飛び移り戦いを挑んでいく姿は、お決まりの展開と分かってはいても、観ていて思わずハラハラドキドキさせられてしまいます。
そんなド迫力のアクションを通して描かれるのは、決して崩れない家族の絆です。それもお互いに依存する訳ではなく、それぞれがしっかりと覚悟を決めて困難に立ち向かっていく様は、とてもカッコよくて印象に残ります。
言わずもがなストーリーは荒唐無稽ですが、それを差し引いても尚面白い、緊迫のサスペンスアクション映画に仕上がっています。
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