ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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号泣まではいかないけど、、
お話の構成が良かったです。CMなどの前情報ではオギー1人にスポットを当てていると思ってたので、意外な構成でした。物語の中盤辺りまではオギーとオギーを取り巻く人々の視点が変わるがわる来る形で、観ている人はこの構成にやられるんじゃないんでしょうか(私はやられました笑)。
みんなそれぞれに事情があり、そのために思ってもいない方向に行ってしまう。それを理解しようとしなければ、ずっとすれ違ったまま時間が過ぎてしまう。それに自分で気づけるか、周りが気づいてあげられるのか。自分を受け入れて、他人を受け入れることの大切さを描いてると思います。
オギーのクラスの月ごとの格言もこの物語のそういった部分を強調しているんだと思います。
号泣はしません。だけど、涙はずっと目に張ってる状態の映画です。積み重ねって一気に爆発するのではなく、満遍なく涙を誘う場面が多いです。いじめっ子のこのいじめ方が酷すぎるとかはありません。よくあるいじめ方だと思います。リアリティがあるのもこの映画の涙の要因だと思います
泣きました・・・
1日目の学校を終えた日の夜、
オギーが
「ごめんなさい なぜ僕は醜いの?(うろ覚えですみません)」
と言って涙を流したシーンでわたしも同時に涙涙・・・
かわいそうでかわいくて・・・
何と言っていいかわかりませんが・・・
登場人物がそれぞれ悩みや苦しみ悲しみ孤独いろんな感情を抱えて生きてて、観る人は必ず登場人物の誰かの生き方や考えと重なると思います。
泣ける作品
ダース・シディアスやチューバッカが出てきてシリアスの中にくすっと笑わせてくれる要素がチラチラ。
ネートとイザベルは理想的な夫婦で、
奥さんを怖がっているけど奥さんの足りないところをちゃんとフォローしてくれる。
それを一番感じたのが、ヴィアが自分にも1日どうだったか聞いてほしいと思っているわけですよ。
ネートはちゃんと聞いてくれる。
どうしても気にかけてしまうオギーだけれど、ヴィアも同じ子供だよって思っているところが伝わりました。
オーウェンがパパ役って…と思ったけど、ユーモアがあって優しさもあるところがオーウェンが演じて良かったなと思いました。
ジュリア・ロバーツも教育ママ的ではないんだけど、しっかりしているママって感じが出てますよね。
タイトル通り、オギーはみんなの太陽で、オギーの行動は勇気がいると思うのですよ。
でもヴィアが言っているけど、普通の人間だってそれぞれに悩みはあるのです。
オギーが特別なわけではない。
みんな変わりないのです。
なので私にも弟がいるので、オギーの作品だけれどヴィア目線で見てしまいます。
姉だから…っていう思いが強くなると迷惑かけないようにしなくちゃとしっかり者に育ってしまう。
だけど心の底では親に気にかけてほしいと思ったり、でも言えなかったり。
ヴィアにはおばあちゃんがいた、これからは彼氏とミランダもわかってくれるだろう。
反対にヴィアはミランダのこともわかってあげられるだろう。
人間は誰だって悩みを持ち、支えてもらい、支えてあげる。
オギーの外見を気にしないで、純粋に友達になりたいと思うジャックやサマーが素晴らしいと思った。
距離を置くみんなを無視して、オギーを選ぶ勇気が偉いな。
ジャックとママの会話、ジュリアンと両親の会話を見ていると、親のオギーに対する見方の違いがよくわかる。
子供は純粋だから親が言ったことを素直に受けとる。
ジュリアンはオギーの外見から判断する、ジャックはオギーの内面から判断する。
自分が子供を持つ時にはジャックのように見た目で判断することなく、その子自身を見てあげることを教えてあげたいな。
色んな要素に感動できる作品でした。
まさかの友情出演に拍手!!!
これは悪く言えないし、悪く言う要素もない素晴らしい作品
生まれつき難病で顔が変形し何度も入退院を繰り返すオギー
父も母も妹も彼中心の生活・・・
そんなオギーが、母の家庭学習から一般の学校に通って、イジメにあう。
優等生的な付き合い方・・・
イジメっ子ならではの付き合い方・・・
分け隔てなくオギーを受け入れる友達・・・
そんな物語の流れを主要登場人物目線で繰り返す事で、物語の深みが増す。
ジュリア・ロバーツの母としての強さと オーウェン・ウィルソンの父としての優しさ
そんな両親の大変さを理解しながらも思春期特有の周りの変化と葛藤する姉
その姉の親友のミランダが、やけに可愛いいんですが・・・・
高校デビューで急変し嫌な奴で終わるのかと思ったら、泣かしてくれるやんミランダ
そしてこの学校の校長先生の素晴らしい志と優しさと、まさかの友情出演のチューイにスタオベ!!!
☆4.6
オギー
宇宙が好きでスターウォーズが好きでパダワンを真似て髪を編んでるオギー。
どこにでもいるような少年だけど、他の子と違う唯一の点は生まれつき顔に障害を持っているということ。
オギーにとって宇宙服のヘルメットは、ただ宇宙が好きという事ではなく自分を守るための兜だったんだろう。
展開は想像がつく物語でしたがそれでも自然と涙が頬を伝ってきました。
重要なキャラクターそれぞれにフォーカスした物語になっていて、本人達の本音が見えてより心に沁みるものがありました。
私にも障害を持った友人がいて、やっぱり最初は人と違う容姿なので怖かったり気味悪がったりしてました。
幼かったからというのもありますが初めて見るものに対して不安なんですよね。
でも、だんだん慣れてきて他の子と変わらないんだなってわかると自然と普通に接してました。
物語の中でオギーはペスト菌扱いされてましたが、私のクラスにも同じ様ないじめがありました。
本当はそう思ってないけど同調して会話に乗っかって放課後に、その子に謝ったりしてた事もあったなと思い出しました。
だから、周りに流されてオギーの悪口を言ってしまったジャックの気持ちはわからなくはなかったです。
そういう、幼き日の記憶を思い出しながら観てましたね。
校長先生がとってもいい人でしたね。
校長先生の鑑!
ジャックにサマーに校長先生に周りにいる人たちが良い人だったというのもあるけど、オギーの内面からにじみ出る魅力がそうさせるんだろうな。
全体的に、しんみりしながら観てましたが二つ印象的なシーンがあって、一つはオギーが野外活動で上級生に囲まれて、今までいじめてきた人に助けられた後に泣いていたシーン。
言葉で上手く説明出来ないんですが、なんとも言えないけどわかるよその涙!みたいな感じで、、、
もう一つは、ヘルメットを隠してたのはお父さんだったとわかって、お前の顔をもっと見たいんだという、お父さんのシーンは一番刺さりましたね。
それぞれの本音が心に入り込んできた時に自然と泣けてきました。
大人も泣けると思いますし小学生ぐらいのちびっ子にも観てもらいたい作品だったと思いました。
彼が夢を叶えて宇宙飛行士になる事を切に願う。
ワンダー
初めに想像していたものとは少し違っていた。
オギーという一人に焦点を当てて、1つのストーリーになっているのかなと考えていたが、周りに取り巻く人達にも焦点を当たっていた。
もちろんオギー自身が人と関わっていくにつれ、苦しんでいるが、周りの人達も大小あれど同じように悩んだり、苦しんだりしているのだとこの映画を観て改めて考え直させられた。
自分には負い目に感じてしまう事でも、他人から見れば羨ましく思われていたり、感じ方は人それぞれだなと思った。
よく見ること
これは、文句なしにハッピーになれる作品。
特に、ヴィアのくだりはグッときました。
オギーは勿論、たくさんのものを心に抱えているのだけれど、それを理解しながら、いや、その周りのことも理解してしながら過ごすヴィアは、偉いなって。
一人一人の登場人物の描き方も過不足なく、誰目線でも感情移入できそうな作りは、お見事。
よく見ること
忘れられない言葉の一つになりそうです!
傑作
オギー演じるジョイコブくんの演技が光る。この子役くんは、[ルーム]の時にも素晴らしかった。これからが益々楽しみ。
ジュリアロバーツ。強くしっかり見守る母親役が素晴らしい。
自然に美しく歳を重ねているハリウッド女優は数少ないのではないかな。
ストーリー全般は、
オギーだけでなく、それぞれの背景も描かれていて、とても見やすく気持ちも伝わりやすい話でした。
終始感動しっぱなしでしたが、
校長先生の「オギーは見た目を変えられない。私達の見る目を変えなくてはいけない。」の言葉にジーンときました。
気持ちの優しくなる映画。
とくにお子さんのいる方に観てもらいたい。
感動必至!
(ネタバレにするほどでもないけれど、セリフが入っているのでネタバレとさせていただきます。)
今年、最も泣いた素敵な映画です。
もしも、親子で観に行く映画に悩んでるなら
是非とも選択肢にこの作品を入れてほしい。
小学校5年生の子供が主役ながら、大人も泣ける。
そして、名セリフも多いので胸にグサグサきます。
哀しい涙だけではなく、嬉しい涙、優しい涙。
いろんな種類の泪に心がとても浄化されていきます。
世界はなんて美しくて素晴らしいんだろう!!
それこそが、「奇跡」まさしくWONDERな映画でした。
今日、僕はこの映画で胸がいっぱい満たされました♪
「空飛ぶタイヤ」も気になりますが・・
視る前から判断するのも申し訳ないけど・・
恐らく、この作品がこの時期・・
いやいや、今年のナンバーワンだと思います。
映画の中からの格言。
「正しいと優しい。。選ぶとしたら優しいを選びたい。」
僕は正しいを選んできたので、とても刺さりました。
優しい心になれる映画です。
好きな映画
子供が、皆と違うとイジメられる。
先生は、理由を言うけど実際は違うよ!
先生に頼まれた友達になんていないよ。
善人ヅラするなよ。
映画は、少年だけでなくいろんな立場の子供たちから
描くんだね。
僕は、こんな善人な映画好きだな。
#選択するなら優しさを
エンドクレジットを最後まで見ると、最後の最後に「#choosekind」の文字が出てくる。ハッシュタグ以下を直訳すれば「親切を選べ」であり、これはオギーが初登校した日のホームルームで担任教師が黒板に書いた格言の一部「選択するなら優しさを」である。それを見た時に私は合点がいった。確かにこの映画は、常に「優しさ」を選択する映画だったと。
遺伝子異常児として生まれ、繰り返された手術の結果、特殊な容姿になった少年オギーを巡る人々の悲喜こもごもが描かれたこの物語。登場人物は概ね「善人」だらけで、ひねくれ者の私はつい「そんなにうまくいくかよ」と冷めた気分になる瞬間があったことを否定しない。最初はちょっと嫌なヤツだと思った登場人物も実は根は優しい子だったり、という展開も、斜に構えれば白々しく思えないこともない。けれども、それでもこの映画を見て、心が優しく、まあるくなっていくのを実感していたし、最後のオギーの授賞の瞬間にとても心地よい涙がこぼれたあの気持ちを私は否定したくないと思った。そしてこの映画が、演出でも演技でも脚本でも、あらゆるすべてのシーンにおいて、最優先されるべきは「優しさ」であると、常に優しさを選択し続けてこの映画が完成したのだということが心底理解できた。観客に白々しいと思われても、出来過ぎだと思われても、それでもこの映画は優しさを選ぶぞ!という強い信念のようなものまで感じるようで、その信念が私のように捻くれた人間さえ優しい気持ちで包み込み、優しい涙を誘いだしてくれたのだろうと素直にそう思った。
オギーが主人公であることに違いはないものの、実は映画はオギーだけを中心に描くのではなく、その両親や、姉や、親友や、姉の親友など、オギーを取り囲む人々の胸の内までしっかりと掬い取って物語にしている。オギーも含めたすべてのキャラクターが確かに存在する世界がこの映画の描く世界であって、オギー中心の世界では決してないところにも非常に好感を抱いた。本当に、偶然登場人物の一人が遺伝子異常児だっただけ、という風に自然と感じられてくるほど、オギー以外の登場人物のことも丁寧に描いていて、それぞれ魅力的で親しみを感じて、全員のことを友達のように感じた。少し話はずれるけれど、この物語は案外テレビシリーズ向きかも知れないなとも思った。日本のテレビドラマではなくあくまでアメリカのテレビドラマシリーズとして。それぞれの登場人物に魅力と背景とドラマがあるので、遺伝子異常児を持つ家族とその友人たちを中心にしたホームコメディのようなテレビドラマシリーズになっても、数シーズンは十分成立しそうな内容だな、とぼんやりと思ったりもした。
かつての「アメリカの恋人」ジュリア・ロバーツも、優しい大らかな演技でとても良かった。女優が年を取ることがネガティブに捉えられやすいハリウッドにおいて、しかも「アメリカの恋人」だった女優がこうして順調に老いているのをこんなに安らかな気持ちで見られるのもうれしいことだった。もし同じ役を、ボトックス顔フィラー顔の女優が演じたらまったく台無しになってしまう。目尻の皺を指して「これは最初の手術の時」、額の皺を指して「これは最後の手術の時」と、愛する我が子の手術に顔を歪めた記録がこの顔の皺なのだ、顔は人生の記録なのだ、と語るシーンをジュリア・ロバーツが演じて説得力があるというのは、とても素敵なことだと思った。
オギーという世界
子どもだからこそ出てしまう素直さや言葉のチョイス、あいつといれば守られるみたいな考えが時に人を傷つける。
オギーという少年が周りの環境、時に人の考え方さえ変えさせてしまう。
誰が悪いとか嫌いとかそういう話ではなくリアルな学校空間の中にありそうな話を描いている。
ジャックはオギーに対して自分と見た目が違うからイヤだ、ではなく見ていれば見慣れるし関わってみれば自分たちと変わらない普通の人って思うけどリーダー格のウィリアムには逆らえない。
だから、オギーとの間に亀裂が入る。
ヴィアとミランダの関係も疎遠になるがジャックにしてもミランダにしてもオギーによって彼らは成長させられる、観点を変えることが出来る。
ワンダーの意味の捉え方は人それぞれかもしれない。
不思議と思うのもいいだろう
戸惑うのもいいだろう
奇跡と思うのもいいだろう
字幕ならではの感動のさせ方だろう。
特に泣けるってシーンはないけれど全体として感動することが出来る。
「グレイテストショーマン」に系統は似ている気もする(ミュージカルではないが)
近年、いじめが問題で自殺などそういう暗いニュースを耳にする。
この映画は教育として観せたらどれだけの命が救われるだろうか、どれだけの人が考え方を変えられるだろうか。
想定の範囲内と範囲外のトム少佐
想定の範囲ど真ん中のストーリー。
個人的にそういう映画がとにかくとにかくとても苦手なので、以下は否定的と受け止められるような内容を含んでいます。
印象は、お手軽に感動したい人向けかな、と。
善人しか登場しないし、汚い言葉も使わない。みんな最低一言は「心に残るセリフ」を言ってくれる。
間違いの無い映画です。小学生のお子さんと見るにはちょうど良いのでは。
ただ、登場人物毎のチャプター構成というか、脇役にも光をあててるのは良かったと思います。
その構成のお陰か、よくありがちな"感動させるためだけ映画"にギリギリ陥らなかった気がします。
ただ一つ、ミランダが電話に出たオギーに対し、「トム少佐?元気?」って言うシーン。あそこだけ良かった。
なぜ"トム少佐"なのか。それが分かるとミランダがオギーをどう理解しているのか、もっとよく分かるかも…そしてたぶん、ミランダ自身もまた、自分をトム少佐、あるいは変身を続けたデヴィッド ボウイに重ねてるのかな、なんて深読みしてしまいました。
だからこのシーンのトム少佐はとても重要。
このシーンだけに星3つ。
このシーンが無かったら?
……そういうことです。
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