ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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優しい映画
皆が優しい心地よい映画だった。
オギー自身も両親も、家族も友達も。先生も。
ジュリアンだって本当は。
それでも皆傷ついたり悲しんだり、不満に思ってしまう。
人が生きていくって難しい。
けど、嬉しい。
そんなことを思わせてくれる映画。
主役はオギーだけどそれ以外の周りの人たちの視点から語られる部分がとても好き。
偶々オギーがいるから彼が中心のように語られるけど、実は誰もが何処でも感じる事。
特にミランダの寂しさは泣けてくる。
父親の泣く姿なんてなかなか見られない。
家族のあり方もすごく好き。
特に父親。
誰へも配慮が出来るすばらしい役割だと思った。
主人公の男の子は、生まれつき顔に障害があり他の子とは違う。子どもと...
主人公の男の子は、生まれつき顔に障害があり他の子とは違う。子どもという正直な時期だからこその映画だなと感じました。
見た目で人を判断するなって昔から言うけれども実際には、その人の事を見て判断しなければいけない時もあるし、そういう風に考えてしまうと思う。だけれど、少しだけ向き合っていければ、自分の見方を変えれば自ずと何か変わるんじゃないかと考えさせられました。
主人公の素直で素敵な姿に感動しました。
クリスマスに是非!!
よくある、子供をダシにした映画(有名作「ルーム」の少年なだけに)だったら嫌だなと公開時から敬遠していましたが、序盤からもう引き込まれました。知的で温かみがあり、意外にも何か気楽に観れたのは、作り手が上手いのだと思います。各キャラクターをメインに据えたチャプター構成や、全体のバランスにも目が行き届いていて、幸せな時間を過ごす事ができました。劇場で観れば良かったです。母親役がジェシカ・チャステインだったら知的な映画なんだろうなときっと身構えてしまいましたが、ジュリア・ロバーツなのがまた自分にとっては新鮮味があって良かったです。私は特にやりたい事もなく、政治も酷いし病気と怪我(オギーのように、会う人は親切な人とゴミ人間に二分されます)で死にたいとやんわりと思っていましたが、周りの人との知的で愛のある交流で、それらはあまり気にならなくなると感じました(が日本だとなかなか難しいですね。また学校だから奇異の目で見られ、正論が通って守られている部分も両方あると思います)。お父さんは調子が良くて物足りないですが、丁度良いのかも知れません。登場人物の中ではジャックが熱くて良かったです。
難病の子の強さ
中見大事といわれるけど外見はやっぱり大事。
最初はみんな近寄らなくても強さがあればわかってくれる、、親友の子が悪口いっちゃったところは悲しかったなあ
この映画好きなところはその子供だけじゃなくて周りの家族お姉さんのことも描いてくれてるから好き。
周りも辛い思い普通にいきててもやはり山はあるし谷はあるよってことだね、!
あとユーモアもちょっとあるのもいい!
一つ一つの言葉が素敵
最初から最後まで号泣しました。
主人公の男の子が学校に通って周りから嫌われるけど
みんなに受け入れられる話だと思って観始めました。
だいたいはあってましたが、私が思っていた感動をはるかに超えた感動が待っていました。
障害のもった男の子が主人公でありましたが
他の出演者一人一人が主人公でもありました。
男の子の人生はやっぱり相当辛いものがあると思います。ですが周りの人達だって辛くないわけではないですから。
みんな辛い。だからこそ支え合って生きて行く。
男の子も他の人達も誰かの支えとなっていました。
私も誰かの助けになりたいと思える映画でした。
また、小さなことで悩まずもっと堂々としようって思えました。本当に勇気づけられました。
一人一人の言葉が本当に素敵で心を奪われました。
名言ばかりです。
この映画に出会えて良かったです。
重たいけど重たく見せない映画
題材としてるのは、生まれつき顔が病気により変形して生まれてきてしまった男の子がイジメを乗り越えるお話です。
わかる人はわかってくれるってことですね。
メインテーマは重たいのに、主人公の男の子がいい子すぎる上に、ユーモアのある子で魅了されます。
一人一人の視点から描くシーン展開がすごく良かったです。
ジャックの本当の心の気持ちなど知った時、胸が痛くなりました。
お姉ちゃんがわたしを見て欲しいと言う気持ちや、ミランダがなぜ避けてたかなど、引っかかるポイントを全て解いて見せてくれるところが、モヤモヤ残らずいいと思いました。
校長先生は生徒をよく見ているんだなと思いました。
受賞されて喜んでる姿を見てジワジワ感動しました。
定期的にポロポロ涙が出てしまう作品で、胸打たれる内容でした。
とても見てよかったです。
自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている
映画「ワンダー 君は太陽」(スティーブン・チョボウスキー監督)から。
生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた主人公は、
10歳、小学5年生から、生まれて初めて学校に通い始めるが、
案の定、周りからの冷たい視線や、いじめに遭い、挫けそうになる。
それでも、彼の行動により、周りが少しずつ変わっていく様子は、
予想通りの展開であったが、それでもなぜか涙腺がゆるんでしまった。
彼の担任になったブラウン先生の格言の数々も、
気になる一言の候補であったが、やはりラストシーン、
本来なら、学業優秀な生徒に与えられる賞なのかもしれないが、
その年は、主人公、オギーが選ばれた。
その選定理由について説明した、校長先生の言葉を残したい。
「偉大さは強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。
最も偉大である人とは、
自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている。
静かな強さで大勢の人の心をつかんだある生徒に贈ります」
「権力よりも魅力」・・そんな言葉が浮かんだ作品である。
P.S.
プラウン先生の格言
「行いはあなたの記念碑だ」「人をいたわれ、みんなも闘ってる」
良い
ほっこりする映画だな〜すごく泣いた…
人間の善意だけじゃなくヴィアやジャックのマイナス面もきちんと描いてるのがいい。
良い子ちゃんってだけじゃなくてちゃんと血の通ったキャラクターとして機能している。
登場人物にはそれぞれの思ってることや事情があるんだよ、って多面性を認めてるとこが何かいいな。
あとオーウェンウィルソンの声がいい。
個人的にミランダとヴィアのもやもやは分かるな〜女子だわ…
トム少佐応答せよ
顔に障害を持って生まれ、27回の手術を受けながらも傷痕が残っている少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)。父(オーウェン・ウィルソン)と母(ジュリア・ロバーツ)の深い愛情によって10歳になるまで自宅学習を続けていたが、5年生から学校に通わせることを決意した家族。少年オギーや姉ヴィア(イザベラ・ヴィドヴィッチ)、さらに同級生のジャックウィル(ノア・ジュープ)、ヴィアの友人ミランダ(ダニエル・ローズ・ラッセル)らの名前が章立てであるかのように映し出されるが、それぞれの心情描写はごくわずか。しかし、この4人の心の変化が物語に重要な効果を与えているのです。
偏見とイジメ、さらにはモンスターペアレンツの問題など、日本人にウケるメッセージもあったりして、最後には涙してしまうほどの心温かい物語でした。「顔は直せないかもしれないけど、心は変えることはできる」とか、「顔は見ているうちに慣れてくる」とか、当たり前のことだけど、人間顔じゃない!と改めまして気付かせてくれる。そしてオギーとジャックの一旦壊れかけた友情も復活する経緯や、ヴィアとミランダの疎遠になっていた友情も復活するなど、見どころは満載だったように思います。最も印象に残るのはミランダが久しぶりにオギーにかけた電話口での「トム少佐!」でしたけどね・・・というのも、オギー少年の夢が宇宙飛行士になることであり、人前に出るときには必ず宇宙服のヘルメットを被っていたり、スターウォーズ好きのために妄想でチューバッカが何度も登場したりしたためです。因みに息子のsonと太陽のsunの発音が同じだということも勉強になります・・・
もう一つ印象に残るエピソード、オギーが「クリスマスよりハロウィーンが好き」だということを告白するシーン。顔を隠して他の子供たちと同じ立場になれることが、家族の愛を感じるクリスマスより自分を解放できるんですよね。逆にちょっとだけ物足りなかったのが同級生の黒人の女の子サマー。あのクラスは黒人の先生が担任だったけど、生徒の中で他の黒人の子はいたんだっけ?と、そのためにオギーに近づいたのかなどと、考える余地を与えてくれませんでした。
映画鑑賞会では『オズの魔法使い』が上映されましたが、これが『エレファントマン』だったらどうしようかとドキドキしてしまいました。因みにテレビに映し出された映画は『ダーティ・ダンシング』。
優しい気持ちになれる
登場人物全員が素敵な人たちだった。
主人公のオギーだけでなく、周りの人たちにもスポットが当たって話が進んでいくのがよかった。
観終わったあとは、本当に優しい気持ちになれる。
生きていたら毎日楽しいこと、嬉しいことばかりじゃなくてつらいことや、しんどいことの方が多い。
そのせいで心が荒みがちだが、「優しさを選択」できる温かい心の持ち主になりたいと思った。
みんな、みんな。
とりあえず、みんな純粋だし、いろんな人の視点から描かれるオギーもそうだけど、、、
人間生きてればみんな何かしら事情があって、それぞれ生きてるんだなって思った。
そして、犬がちょくちょくカットで出るけどとても良い仕事をしてる。
友人とはなんなのか。
とにかく純粋な映画。
いじめっ子がごめんなさいって
この学校にいたいって言ってるシーンは何かジーンときた。
人の価値は何で決まるのか、
何を見なければならないのか、
そんなことを考えさせられる映画だった
きちんと相手を見て、知ろうとしないときっとその人にとって望まない結果になるだなと思った。
87/100
スクリーム
オギー
特殊メイク良く出来てたなぁ
ルームの
男の子だったんですね
自分に置き換えたら
想像でも
初っ端からコケてますね
子どもは特に酷だから...
ホントに
友達が出来て良かった‼︎
チューバッカ登場
高まるっ(笑)
想像できない世界は実現できないから:綺麗事上等
はいはい天才子役による難病ものですな、わかってますよ。
と思っていたのです、見る前は。
でもおしゃれな感じするなあとも思って、ダメもとで見てみました。
ウォールフラワーの人が監督っていうのが決め手といえば決め手でした。
半信半疑でしたが、どうでしょう、予想していたお涙頂戴の難病ものではなく、
それどころかいたく気に入ってしまいました。
お姉ちゃん、親友、親友、お姉ちゃんの元友達、そして本人と
語り部が何度か変わります。
顔がどうしようもなく普通でない男の子であるオギーを巡って、
周りの人がどう思ったか、どう見方を変えたか、ということが
お話の骨子なのだと思います。
オギーの話であるんだけれども、オギーとの接し方が分からない
わたしたちの話でもあった、ということに胸を打たれました。
オギーの顔は変えられない。
変えられるのは、周りの人の見方だけ。
本当にそうなんですよね。
「ふつう」から離れすぎていてどう接していいかわからなくって、
ぎごちなかったり、そっけなくしたり、仲良くしなかったり、
あまつさえ嫌ったり、いじめてしまったり。
その言動の責任は、「ふつう」じゃない人ではなくて、
その人を「ふつう」でないと決めて遠ざける側にあるのだということです。
努力が必要なのは、「ふつう」の人の側なのです。
分かってはいたけれど、こうやって示してもらえると、
子どもにも(大人にも)ちゃんとわかる。
ありがたいことです。必要な示唆がもらえるということは。
はまりすぎて、原作買いましたよ。読みましたよ。
そしてスピンオフの小説さえも買いましたよ。
この映画の不満は、ミランダ(お姉ちゃんの元友達)が、
またヴィア(お姉ちゃん)と仲直りする部分の描写が甘いなってことだったのですが、これは原作通りなんですよ。
なのでこれ以上どうにもできないですね。
何ならミランダ部分は小説よりも映画のほうがよく描けている感じがしました。
あと、ジュリアンをあのままで終わらせて良いのかってことです。
もちろんあの学校に残ることになったならば、先生たち(お尻先生とか)は
きっとジュリアンへの教育をあきらめなかったと思うのですが、
モンペを両親にもつがゆえに、ただ決裂してしまったという結末が残念でした。
そのあたりが知りたくて原作を買ったわけです。
同じような疑問をお持ちの方は、スピンオフ作品『もうひとつのWONDER』の
第一章を読まれることをお勧めします。
正直なところ、私は映画よりも原作小説よりも、スピンオフでのジュリアンの
お話こそが、一番重要でないかと思いました。
あんまりそれを語ると、映画のレビューとは離れてしまうので、深入りしませんが、
好きになれない相手に対して、そう思ってしまう自分を見つめる、
何が自分をそうさせているのかをちゃんと知る。
これが多分一番大事なことなんだと思います。
ジュリアンはそれを自分で見つけたのです。
実際には、こんなにいい人ばかりに恵まれるということは少ないとか、
もっと大人になったら更につらいこともあるかもしれない、
所詮きれいごとでしかないじゃないか。
そう思われる向きがあるのは、分からなくもないです。
でも、こういう世界であるべきだっていう見本は見せてほしいじゃないですか。
大いなる建前をめざして、前進したいじゃないですか、すこしでも。
なので、イメージは持っていたほうがいいとおもうのです。
イメージできない世界を私たちは作ることが出来ないと思うからです。
よって、あえてきれいごとと言われることを承知で、こういう作品に仕上げたのだと思います。
原作にはない、チューバッカのたとえ面白かったです。
スターウォーズをちょっとでも知っていてよかったです。
ブラウン先生のいう、正しい方と親切な方のどちらかをするなら親切を選べって意味の格言ですが、わたしはちょっとわかりません。正しいことと親切は違うの?って思います。どう違うか説明してください、ブラウン先生!
あと、ミランダとジャックがすっげーーーーかわいくってかわいくってどうしようかと思いました。
ジャスティン(ヴィアの彼氏)とサマーもかわいかったです。
ジュリアロバーツママとオーウェンウィルソンパパもはまってました。
もちろん、オギーを演じたジェイコブには、心でスタオベしましたよ。
もうひとつ。ふつうかふつうでないかを離れて、わたしたち全てに言える示唆があったように思っています。
何かをがんばって、すっごく賞賛された経験は、未来で遭遇する辛い時期を支えてくれるってことです。
本当に辛い時期には、賞賛の経験を思い出せないかもしれないけど、ふとその記憶に触れた時、あなたを癒してくれます。ささやかですが、確実に、自分を誇らしく思えるでしょう。
これはほんとう。だと思います。
少なくともわたしは実体験として言えます。
子どもはいませんので、姪たちに見せたいわ、読ませたいわと思いましたが、
小3、小1ではちょっと難しいかなっていうのと、
こういうのを伯母がしゃしゃりでると両親(特に弟の配偶者)が嫌がるよねって
思って、いったん控えております。はい。
いい映画だった
自然と涙が。たぶん、人によって感情移入してしまう場所は違うと思う。
私は、ヴィラとおばあちゃんのところ。兄弟って親が他の子に目がいっちゃうと、自分のことってどこか見てくれなくなっちゃうって感じてたり、「あの子はしっかりしてるから大丈夫」って思われちゃってたり。
あと、ひとつわからなかったのが、ジャックと母親の会話。前にアイスクリーム屋でなんちゃらみたいな。そんなの前後であったっけ?
「人と人」のおはなし
ハンディキャップのある人が頑張って感動を誘う類の映画ではなく、「人と人」のお話だと感じました。
いろいろあっても、結局人って良いものですね。
また、オギーのハンディキャップの悩みだけに焦点を当てず、誰しも同じように悩みを抱えている所を描いているのが好印象でした。
映画公開の情報を聞いて事前に原書を読みました。
どの映画も言えるように細かい部分の省略や変化があったように思います。
ストーリー展開は最後まで知っているのに...
ぐっとくるものがあって泣きました。
本ではわからなかった部分で、ぞくぞくしたのはミランダが急遽主役を降りたところ。あれは、ヴィアの素晴らしさを家族に見せるべきだと思ったんですよね。
最高でした。
ミランダの心情が映画でははっきりと伝わりました。
サン=テグジュペリの「大切なことは目には見えない」という言葉を思いだします。心の美しさは行動でわかってくる。
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