ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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まさにハートフル
レンタルショップで在庫が沢山あったので
軽い気持ちでみたら
観覧後は気落ちがあったかくなりました。
内容については伏せますが、
子供の頃を振り返ると他者の イジメを見て見ぬふりをしていた自分を恥じるくらいです。
強く生きるとは? 助け合いとは?
内容もお説教の中身ではなく登場人物の全てが
問題を抱えており、どれも親近感がある映画です。 ※あのモンスターディファレンスが悪にも思えますが、あれもあれで1人の母ですね
私には子供がまだいませんが、いい教材として心に残る映画になったと思います。
躊躇ってみていない方、流行りはチョット と思う方 にオススメしたいと思います。
君も私もみんなが太陽🌞
子どもが頑張ってる姿って、
見てるだけでなんで泣けて来るんだろう。
涙と鼻水でグジュグジュ、
顔が大洪水になる映画です。
自分に悪と見えし行為を働いた相手の視点に立った時
実は相手にも悪を為した理由があって
その背景を知った時に許しの原理が働いて
悪と見えていたものが
原因と結果の連鎖の流れの中で
悪ではなくなっていく不思議
大きな目で見た時に
やっぱり悪者はいないんだろうなあ
そんなことに気づかされる。
バッドエンドな映画は嫌い。
もちろん中には教訓的な映画もあるんだけど。
おしるこで例えるなら、
隠し味の塩味的な感じぐらいがバランス的には好き。
塩味が濃くなるとおしるこも美味しくないのです。
何が言いたいかと言うと、
やっぱりハッピーエンドが一番です!
期待してなかった
なんとなく見るのどうかなぁと思っていたのですが、
見てよかったなと思っています。
登場人物が基本的にみんないい人たちばかりで、
主人公のオギーのクラスメイトも葛藤しながらも良い子ばかりで素敵でした。
特に友達になる男の子。
彼の最後に見せた笑顔が素敵で感動!
オギーの家族はすごくオギー想いで、でもお姉ちゃんが少し可哀想なところが。
そこをフォローしていたおばあちゃんもっと見たかったな。
ある店舗で泣かなかったら返金の様な事をしていたのですが、私は涙こぼれるまでは泣かなかったです。
ボロ泣き期待してる方は少しガッカリかな??
感動はしました。
2本目。今日はこれが超見たかった。 こらあかん、これはあかんわー!...
2本目。今日はこれが超見たかった。
こらあかん、これはあかんわー!鼻水ズルズル、周りが気になる、恥ずかしー。
障害もった子が頑張るって話でしょ、素直な気持ちで感動しよう、そう考えてた。
あかん、予想を遥かに超えてきた。主人公オギーはかなり逞しかった、まさに太陽。それよりやばいのはお姉ちゃんやん、そう思った。えっ、それだけやないやん。みんな悩みやストレスを抱え、懸命に生きているんだ。それぞれの物語が胸に迫ります。
そして物語を支える母、ジュリア・ロバーツ、やっぱり彼女がいると締まります。加えて父オーウェン・ウィルソンがほのぼのといい味を醸し出す。
暖かく幸福な気持ちにさせられる見なけりゃ死ねない最高の一本。未だに余韻に浸ってます。
情操教育
知りもしない他人を悪し様に言う人が沢山いる世の中に、他人をちゃんと見て理解する事を考えられる作品。
主人公オギーは生まれた時から顔にハンデを持ち、隠すために宇宙服のヘルメットを被っている。
学校に行かず自宅学習を行っていたが、両親は社会と向き合う選択をし、学校へ入学させる。
当然、奇異な顔のオギーは「モンスター」等と苛められ、辛い学校生活が始まる。
そんな中、初めて出来た友人ジャックと交流するが、他の友人と話すジャックの言葉に傷付き、交流を絶ってしまう。
物語を追っていくと、友人たちや家族の心の推移を独白による形で説明させ、見えない想いや他者を理解して繋がっていく事の大切さを伝えてくれる。
幼い主人公にイジメっ子まで含むその友人たちを通して、相手をよく見て理解し、個人個人が戦っている問題を助け合えるような生き方を皆が出来れば…と。
ボロボロと涙を流す作品では無いが、汚ない世の中に慣れた大人には、心のデトックスとして観る事を勧めたい。
心が暖まる。
映画見たかったが、機会に恵まれず、DVDでようやく鑑賞。
中身は他の方のレビューの通り、いろんな意見あります。ようわかります。
でも、自分はこういう映画を見て、涙を流せて、弱いものを助けたいと、自分を助けてくれる者にはお返しをしたいと思う人間、行動できる人間でありたい。
幼い頃は皆、ジャックやサマーみたいな心を持ち合わせているねん。そやけど、ジュリアンみたいなクソ野郎に、親も胸糞悪い家に感化されてくねん。
自分は、そういう大人になっていないか、しょーもない差別していないか、よく考えさせられた。
最後がアメリカ映画らしいところがマイナス0.5。
ホンマにエエ映画やった。
一人一人の成長
一人一人にストーリーがあって、みんなが自分のステージの中で悩みを抱えて闘って生きてる。
客観的に見れば、他の人の悩みの大きさは、主人公の容姿に比べたらちっぽけに思えるのかもしれないけど、悩みに大小なんてなくて、それぞれが一生懸命なんだろうなと。
子供の方が大人よりもずっとずっと、感受性が強くて、柔軟で、たくましくて、学びを生かせるんだよなあーと改めて感じた。
特に、いじめっ子と両親と、校長と、主人公のストーリー。
もうちょっと掘り下げて欲しかった。
最後の表彰のシーンで、転校したと思っていたいじめっ子がいたから、原作ではなんらかの解決があった??
流石に限られた映画の中には詰め込めなかった?
親友とのストーリーはとても美しくって素晴らしかった。
性善説
良かった。
幸せな気分になれる。
障害者モノって扱うのが難しいと思うけど、
ギャグに逃げず、重いモノにもなっておらず、
現実はこんな上手く行くかよと
思う人もいるかもしれないけど、
主人公の障害と向き合ってキツイ人生を見せつつも
それでも世の中捨てたもんじゃないな、
人生悪くないなと思わせるのは、
監督の優しさなのか手腕なのか…
何か特別な事件が起こるわけでもなく、
主人公はただ逃げずに生きる事で、
ただ、自分らしく生きる事で
周りが感化されて行くのが良かった。
自分を大きく見せるでもなく卑下するでもなく自分
らしく自分でいる事が大事だとオギーに教わった。
意地悪しちゃうヤツも何か問題を抱えてて、
根っこは凄く良いヤツで
両親含め周りみんな良いヤツなのも、
SNS疲れしてる自分にはとても心地良かった。
浜辺での男の子5人の背中はジンと来たな。
男に生まれて良かったと、
まるで自分もあそこにいたかのように、
僕も思えた。
心が疲れた人や
オギーと同じくらいの子どもがいる家族に
観てもらいたい作品。
エレファントマン
DVDリリースでやっと観ました。
この物語は、エレファントマンのディズニーバージョンのようです。
でも、それで良い。ネット、SNSが発達した現代、意味の無い誹謗中傷なんて世の中にない方が良いです。
皆繋がっている。コミュニケーションを取りながら。
理解しあいながら。
正しいことより親切なことが選ばれる優しい世の中であって欲しい。その願いとしてこの映画は価値があります。正直観てる間泣き通しでした。仕事や人生に疲れた方に特におすすめです。
優しさに触れる映画
オギーの優しさ、家族の優しさ、友達の優しさ、先生達の優しさ。色々な優しさを感じる映画。
個人的にはジュリアがすごく良かった。
この映画のいいところはオギーだけでなく人はみな何かしらの悩みを抱えながら生きていることを実感させてくれるところ。
号泣ではないが温かい涙が流れる映画。
宇宙(周り)を動かす奇跡(ワンダー)の力
オーガスト・プルマン、通称オギー。10歳。
宇宙が好き。『スター・ウォーズ』が好き。
理科が得意で、頭も賢く、明るく、ユーモラス。
両親と姉、愛犬、愛情たっぷり幸せに暮らしている。
何処にでも居る至って普通の男の子。
でも、本人に言わせると、「僕は普通じゃない」。
何故なら…、
遺伝子の疾患で、生まれつき顔にハンデが。
27回の手術を受け、“普通じゃない”顔に。
長らく自宅学習して来た彼が、母親の勧めで、初めて学校に行く。
宇宙飛行士オギー、未知なる宇宙へ…!
そんな彼の“大冒険”と、家族、同級生ら関わり合う人々。
公開時から評判上々、見る前からいい映画だろうと思っていたが、評判違わぬ良作。
心地よいほど見易く、ひねくれ者以外誰にも好かれる、THEフィールグッド・ムービー!
“普通じゃない”子が学校に行く。緊張の初日。
子供は正直だ。それは時には残酷だ。
あからさまに注目、好奇心、見せ物、偏見の対象。それはいじめにも繋がる。
幾ら前向きな性格とは言え、さすがに傷付く。
親の前では「学校、良かった」「楽しかった」と言うものの、本当は…。
自分の醜い顔に涙する。
ベタな言い方だが、人は見た目で決まるもんじゃない。
オギーをいじめた同級生、差別した毒親こそ醜い。
こいつらもいずれ、自分たちがどんなに酷い事を言ったか、してきたか、痛感するだろう。
だって、オギーはこんなにも、愛らしいのだから。
ひと度彼を知ると、あっという間に仲良くなれる。
それほど大きく、広く、楽しい少年。
初めての親友が出来る。
しかしある時耳にしてしまった、親友の本音。あれは見てるこっちも胸が痛くなった。
こんな自分が“普通”を望むのは無理なのか…?
その親友も言ってしまった事を後悔。
学校は言わば、社会の入り口。
色んな人と触れ合って、傷付き傷付け、誤解しすれ違いながらも、友情を見つけ、育んでいく。
いじめ問題や友情、モンスターペアレントをも描いた学園ストーリー、子供たちの成長物語でもある。
オギーは作品の太陽。彼を中心に話が綴られる。
でも、周りの恒星だってそれぞれ魅力的。
オギーの姉、ヴィア。弟の面倒見も良く、優しい、親にとっては“手のかからない出来のいい子”。でも本当は、親がオギーばかり見てて寂しい。私の事も見てほしい…。それでも弟を邪険にする事なく、ある時塞ぎ込むオギーを励ます。
初めての親友、ジャック。毎日オギーと遊ぶ毎日が楽しかったのに、つい言ってしまった酷い言葉…。他の友達とも喧嘩…。激しく後悔・反省しながら、またオギーとの友情を取り戻す。
ヴィアの親友だったミランダ。複雑な家庭環境から、いつしか疎遠に。また仲良しに戻りたいきっかけに悩んでいた時に、大役を譲る。
周りの人物も章仕立てで語られ、オギーとの関わりや自身の悩みなどが作品に奥行きを与える。
そして、両親。
父親は男親ならではの愛情とユーモア。
オギーが太陽ならば、母親は太陽すら抱く天体。オギーの全てを包み込む眼差し、言葉、それらが一つ一つが温かい。
担任教師の格言。校長の心温まる言葉。
彼ら皆の物語。
天才子役ジェイコブ・トレンブレイくんの、『ルーム』に続く代表作!
どうかハリウッドよ、この子を大事に育てていってくれ。
ジュリア・ロバーツがこんなにも優しい母親役が合うとは…!
子役たちも皆、好演。
オギーが『SW』好きなので(確かジェイコブくん本人も『SW』好き)、ちょいちょいの『SW』ネタにニヤリ。あのキャラとあのキャラが特別出演!
そう、オギーは太陽なのだ。
オギーが純粋な光を放ち、周りの人物も光り輝く。
一部で本作は“感動ポルノ”と叩かれている。
それはちと違う。
感動ポルノは、障害で涙を搾り取り食い物にする媒体。
本作は障害で感動を煽ろうとしているんじゃない。
感動の先にあるもの…。
周りを動かす力。
変わる人々。
本作が本当に描こうとしているのは、この事だと思っている。
普通って…?
いや、そもそも、普通の人なんてこの世には一人も居やしない。
皆それぞれ、普通じゃない。
だからこそ、皆と居ると楽しい。皆が大好き。
この世界=宇宙はこんなにも素晴らしく、奇跡=ワンダーに満ち溢れている。
あまりにも普通の感動作
遺伝子疾患で変な顔に生まれたNYの男の子が10歳にして初めて小学校に通い始めるという、そのハンディキャッパー(太陽)を中心として周りの家族や友達(惑星)を描いた1年間のお話。
まあ期待を裏切らないというか想像を超えないというか普通なのだあまりにも。惑星たちを章立てで描く前半の展開はちょっといいところがあるのだが、中盤以降のあまりにもステレオタイプな古典的ストーリーは「観客のアンケートを基に作ったのか?」と思わせるくらいで逆に新鮮。
昔のテレビの時代劇のように「安心して感動したい」という方にはオススメ!(飼い犬デイジーの演技に注目)
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