「号泣まではいかないけど、、」ワンダー 君は太陽 Nutsさんの映画レビュー(感想・評価)
号泣まではいかないけど、、
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お話の構成が良かったです。CMなどの前情報ではオギー1人にスポットを当てていると思ってたので、意外な構成でした。物語の中盤辺りまではオギーとオギーを取り巻く人々の視点が変わるがわる来る形で、観ている人はこの構成にやられるんじゃないんでしょうか(私はやられました笑)。
みんなそれぞれに事情があり、そのために思ってもいない方向に行ってしまう。それを理解しようとしなければ、ずっとすれ違ったまま時間が過ぎてしまう。それに自分で気づけるか、周りが気づいてあげられるのか。自分を受け入れて、他人を受け入れることの大切さを描いてると思います。
オギーのクラスの月ごとの格言もこの物語のそういった部分を強調しているんだと思います。
号泣はしません。だけど、涙はずっと目に張ってる状態の映画です。積み重ねって一気に爆発するのではなく、満遍なく涙を誘う場面が多いです。いじめっ子のこのいじめ方が酷すぎるとかはありません。よくあるいじめ方だと思います。リアリティがあるのもこの映画の涙の要因だと思います
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