「オギーという世界」ワンダー 君は太陽 neMuronさんの映画レビュー(感想・評価)
オギーという世界
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子どもだからこそ出てしまう素直さや言葉のチョイス、あいつといれば守られるみたいな考えが時に人を傷つける。
オギーという少年が周りの環境、時に人の考え方さえ変えさせてしまう。
誰が悪いとか嫌いとかそういう話ではなくリアルな学校空間の中にありそうな話を描いている。
ジャックはオギーに対して自分と見た目が違うからイヤだ、ではなく見ていれば見慣れるし関わってみれば自分たちと変わらない普通の人って思うけどリーダー格のウィリアムには逆らえない。
だから、オギーとの間に亀裂が入る。
ヴィアとミランダの関係も疎遠になるがジャックにしてもミランダにしてもオギーによって彼らは成長させられる、観点を変えることが出来る。
ワンダーの意味の捉え方は人それぞれかもしれない。
不思議と思うのもいいだろう
戸惑うのもいいだろう
奇跡と思うのもいいだろう
字幕ならではの感動のさせ方だろう。
特に泣けるってシーンはないけれど全体として感動することが出来る。
「グレイテストショーマン」に系統は似ている気もする(ミュージカルではないが)
近年、いじめが問題で自殺などそういう暗いニュースを耳にする。
この映画は教育として観せたらどれだけの命が救われるだろうか、どれだけの人が考え方を変えられるだろうか。
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