「主役二人の良さを生かしている」恋は雨上がりのように parsifalさんの映画レビュー(感想・評価)
主役二人の良さを生かしている
大泉洋ならではの、くすっと笑えるシーンが、中年男性のちょっとダメ感を表していて面白い。ちょっとダメでも、人には徹底的に優しい店長に恋心を抱く小松も、少し風変りでミステリアスな女子高生を好演。28歳も離れている女子高生に言い寄られても、普通の中年男性は困ってしまうだろう。当たり前の対応を大泉が相手を傷つけないように対応。途中から、最後の収束の仕方が見えてくるが、恋愛物の王道か。店長は小説を書きあげて、小松はライバルと対決して終わりかなって思っていたら、「やっぱり好き。メールしましょう」は意外でした。一人身の中年男性にも希望を持たせるような映画でした。しかし、なぜ陸上から離れたのか位の描写は描いてほしかったような。
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