ウイスキーと2人の花嫁のレビュー・感想・評価
全36件中、21~36件目を表示
スコットランドに行きたくなる
老若男女がウイスキーで幸せに暮らせる島のお話。子供たちが小間使いにされているのは可愛らしくも健気。現代なら大問題になりそうなことがサラッと描かれていて、昭和の時代はヨーロッパも「昭和」だったのね、とうなずけました。スコットランドの離島の風景や音楽が良くて、行ってみたくなります。
北欧の牧歌的な心温まる作品
こういう映画がもっと観たい
朗らかでドタバタで平和で愛があっておバカで思いやりがあって
景色はスコットランドらしく荒涼としてて
当時のイギリスのファッションがかっこよくて
音楽がバグパイプやストリングを使って物悲しい
どろどろしたドラマはないけど
それは意図した手法
こういう映画って少ない
何故なら映画の作り手も演じ手も、自分の個性、特徴を出そうとし、
脚本家はストーリーテラーとしての力量を見せつけようとする
観るほうも人間ドラマ、人生の教訓、社会的な論点を求める
それは非常にデフォルメされた世界観なのだが
それが表現としてごく当たり前になっている
そんな映画ばかりでは疲れますよ 本当に
実際の人間は実はそこまでドラマではないから
イギリス映画らしく
役者は地味でもいいのを揃えてきた
特にナオミバトリック。クロッシングラインで注目してた女優だ
うまさがあるわけではないが、とても味がある
彼女の今後に期待したい
こんな映画をもっと観たい
実話なのかも知れないけど…
ふつうに幸せ。
ウィシュクベーハー
原作未読、1949年版未鑑賞
第2次大戦中、配給が途絶えてウイスキーがなくなったスコットランドの小さな島で、アメリカに輸出する為に大量のウイスキーを積んだ船が座礁し、政府に隠れて島民がウイスキーを救い出す話。
どこまでが実際の話かは知らないけれど、ウイスキーが無いことを理由に挙式を許されないとか、ある意味ジャンキーな島民達のドタバタ劇で、劇中の登場人物達も鑑賞している人も楽しんだ者勝ちという感じ。
登場人物みんな判りやすいキャラに判りやすい展開で、安息日がどうたら関税局がどうたら…色々と読めてしまうし大爆笑はないけれど面白おかしく楽しめた。
ちなみに、ウイスキーの語源はゲール語で生命の水という意味のウィシュクベーハーが訛ったもの。
ということでSLAINTHEVA !
毒にも薬にもならない
音楽が素敵!
サイコーなほっこり映画
ほっこりする物語
渋谷の試写会で映画を観ました。元々ウイスキーが好きで実際にあったお話ということで興味がありました。原作は観ていません。
ところどころにクスッと笑える要素が入っており、島民と関税当局のやり取りのシーンでは「ウイスキーを隠しきれますように…」とドキドキしながら見守っていました。
個人的に他の映画を観るときに、ウイスキーらしきボトルが出てきたら銘柄何かなぁと想像しながら楽しむことがあるので、ウイスキーをメインテーマにした映画が上映されることが嬉しいです。飲んでいるシーンは幸せそうに飲むなぁと羨ましく感じました。
万人受けというより、ウイスキーが好きな方、昼下がりや夜中にのんびり観るような、静かな映画がお好きな方にお勧めしたいと思いました。また、女性のお洋服やお部屋のデザイン、街並みや色使いがスコットランド特有の曇り空の情景の中で映えて、レトロで可愛いです。パブやバーで流しておく映画としても邪魔しないかなぁと思いました。
全36件中、21~36件目を表示