ウイスキーと2人の花嫁のレビュー・感想・評価
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スコットランドに行きたくなる
老若男女がウイスキーで幸せに暮らせる島のお話。子供たちが小間使いにされているのは可愛らしくも健気。現代なら大問題になりそうなことがサラッと描かれていて、昭和の時代はヨーロッパも「昭和」だったのね、とうなずけました。スコットランドの離島の風景や音楽が良くて、行ってみたくなります。
北欧の牧歌的な心温まる作品
ウィスキーを積む船の座礁によって島中の大騒ぎ。正に、降って湧いた「お祭り騒ぎ」。みんなが琥珀色の美酒に酔いしれ一体感に笑えた。ウィスキー好きにしか判らない場面も見受けられなくもないが、人々の「平和」という安心感が垣間見えた牧歌的なスコットランドの作品であった。
こういう映画がもっと観たい
朗らかでドタバタで平和で愛があっておバカで思いやりがあって
景色はスコットランドらしく荒涼としてて
当時のイギリスのファッションがかっこよくて
音楽がバグパイプやストリングを使って物悲しい
どろどろしたドラマはないけど
それは意図した手法
こういう映画って少ない
何故なら映画の作り手も演じ手も、自分の個性、特徴を出そうとし、
脚本家はストーリーテラーとしての力量を見せつけようとする
観るほうも人間ドラマ、人生の教訓、社会的な論点を求める
それは非常にデフォルメされた世界観なのだが
それが表現としてごく当たり前になっている
そんな映画ばかりでは疲れますよ 本当に
実際の人間は実はそこまでドラマではないから
イギリス映画らしく
役者は地味でもいいのを揃えてきた
特にナオミバトリック。クロッシングラインで注目してた女優だ
うまさがあるわけではないが、とても味がある
彼女の今後に期待したい
こんな映画をもっと観たい
まあまあ
父と花嫁の話はいつの時代も泣ける話題。でもタイトルになるほどウイスキーと関わりが?すこしこじつけ感あり。赤い皮のバッグの話も中途半端。コメディにしても中途半端かも。俳優陣の演技もあまりうまくない。
実話なのかも知れないけど…
本当は、もっと狡猾だったのでは?
面白おかしく描いているけど、映画のような隠蔽工作なら、誰もがすぐにばれるよ…。
そして、面白おかしく描いたにも関わらず、そんなに笑えなかった…。予告では期待感が高かったのに…。残念でした。
もっとウイスキー欠乏の切実さ(不自由さ)を描かないと、面白味か出ないと思う。
聞けば、リメイクとのこと。
前回版が少し気になる。
ふつうに幸せ。
戦時下の話だけど悲壮感は一切なし。ウィスキーの配給が無くなった時にたまたま座礁した船の積荷がウィスキーだったことから巻き起こるドナバタ喜劇。ふたりの花嫁の話よりウィスキー巡りのはなしがメインになっているあら人情話はやや稀薄。ただふたり娘を嫁にだす親父の心情や一人息子をいつまでも独占したい母親とかよくある話が意外にほっこりして幸せになりました。
ウィシュクベーハー
原作未読、1949年版未鑑賞
第2次大戦中、配給が途絶えてウイスキーがなくなったスコットランドの小さな島で、アメリカに輸出する為に大量のウイスキーを積んだ船が座礁し、政府に隠れて島民がウイスキーを救い出す話。
どこまでが実際の話かは知らないけれど、ウイスキーが無いことを理由に挙式を許されないとか、ある意味ジャンキーな島民達のドタバタ劇で、劇中の登場人物達も鑑賞している人も楽しんだ者勝ちという感じ。
登場人物みんな判りやすいキャラに判りやすい展開で、安息日がどうたら関税局がどうたら…色々と読めてしまうし大爆笑はないけれど面白おかしく楽しめた。
ちなみに、ウイスキーの語源はゲール語で生命の水という意味のウィシュクベーハーが訛ったもの。
ということでSLAINTHEVA !
毒にも薬にもならない
レビュータイトルどおりの映画です。
実際にあった出来事を、
特に盛り上げもせず、
淡々と、本当に淡々と
順番に並べました、
というだけの内容でした。
出て来る島民、誰にも感情移入できません。
何を考えているのかぜんぜんわからないんです。観てて。
「たぶんこうなるんだろうな」と思った通りにすすむストーリー。
「この人、いやな人の役ですよ〜」っていう設定の人物が、
思ってたとおり最後にしっぺがえしをくらう展開。
なんかとっても稚拙なかんじでした。
ほのぼのストーリーと良質の音楽
ストーリーはほのぼのしていて、ハートウォーミング。スコットランドの離島という美しい風景と、ケルト音楽がいい感じです。エンターテイメント的な派手さはありませんが、良質な映画という印象。
音楽が素敵!
島民が協力してウイスキーを盗み、隠す様子が微笑ましい作品でした。ウイスキーの配給がストップしてしまった際の島民の落ち込みようも可愛らしかったです。若い女性から病気のおじいちゃんまで、すべての人がウイスキーをぐびぐび飲む様子が楽しげで、自分もその場にいるような気持ちになれました。そしてなにより音楽が、バグパイプの音色が素敵でした!
サイコーなほっこり映画
ほっこりした幸せな気分にしてくれる後味が素晴らしい。これで実話がベースだと言うんだから、相当に作り手たちがしっかり創作したんだと思う。ウイスキー好きも、そうじゃない人も、あまりに美味しそうにウイスキーを飲む島民たちに思わず微笑んでしまう秀作です。
ほっこりする物語
渋谷の試写会で映画を観ました。元々ウイスキーが好きで実際にあったお話ということで興味がありました。原作は観ていません。
ところどころにクスッと笑える要素が入っており、島民と関税当局のやり取りのシーンでは「ウイスキーを隠しきれますように…」とドキドキしながら見守っていました。
個人的に他の映画を観るときに、ウイスキーらしきボトルが出てきたら銘柄何かなぁと想像しながら楽しむことがあるので、ウイスキーをメインテーマにした映画が上映されることが嬉しいです。飲んでいるシーンは幸せそうに飲むなぁと羨ましく感じました。
万人受けというより、ウイスキーが好きな方、昼下がりや夜中にのんびり観るような、静かな映画がお好きな方にお勧めしたいと思いました。また、女性のお洋服やお部屋のデザイン、街並みや色使いがスコットランド特有の曇り空の情景の中で映えて、レトロで可愛いです。パブやバーで流しておく映画としても邪魔しないかなぁと思いました。
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