「大傑作!!!」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 Alejandro Gillickさんの映画レビュー(感想・評価)
大傑作!!!
スピルバーグ作品の中でもトップレベルの傑作
ワシントン・ポスト紙の女性発行人ケイが、男性社会において女性に対して向けられる圧力に立ち向かい、それを打倒し、重要な決断を下すまでの過程と、最高機密文書の内容を掲載し、報道の自由が国家権力を打倒する過程がとんでもなくハイレベルに交差しながらも丁寧に描かれているのがすごすぎる。
良い加減なタイトルをつけて醜くview数を稼ごうとするネットニュースの記者に本当に観て欲しい。
自分の身を滅ぼしてでも国民に真実を報道しようと尽くした勇敢な行動は後世に語り継がれるべきだし、こういう作品は一種のメディアとも言える映画において凄く重要且つ大切なものだと強く思った。
そして何よりも1番興奮したのはラストシーン。
ここで1976年公開のあの名作に繋げるのは粋すぎる。
久しぶりにここまでの傑作に出会えて幸せです
コメントする