「面白かったが…」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 おびぃ2016さんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったが…
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事実をもとにした映画で、結果は分かっているのに、ハラハラさせられて、面白かった。だが、同時にマスコミの恐ろしさも感じた。
映画の中では、ニューヨークタイムズは3か月間もその内容を吟味し、真意を確かめて、記事にしている。
しかし、ワシントンポストは、全く真意を確かめず、ただ記者の知り合いからの情報というだけで、わずか10時間ほどで記事にしてしまっている。
もしあれが、嘘の情報だったら? そう考えずにいられない。
つまり、その記者の主観で、情報源が確かと思い込んでしまえば、その情報に飛びつき、真意を確かめずに記事にしてしまうという事もあり得るという事だろう。
逆にいえば、何々省の元役人などという肩書さえあれば、簡単に恨みのある誰かを陥れるような嘘の情報をマスコミに流し、記事にできるのだ。
映画の中でに話だろうが、マスコミは怖い。
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