「メリル・ストリープの極上の演技」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 ダイゴさんの映画レビュー(感想・評価)
メリル・ストリープの極上の演技
スピルバーグ、メリル・ストリープ、トム・ハンクスとならんだだけで、見るしかない!ということで鑑賞。
面白かった!これは、正義とは何かを問う物語であり、メリル・ストリープ演じるケイとトム・ハンクス演じるベンの成長物語であり、メディアの役割を問う物語でありました。
正義や友情、責任、立場などなどケイと同じように、様々な物の中で生きている私たちの心を揺さぶり、何が正しいかは自分が決めるのだ!周りの奴らに自分の未来をのっとられてはいけないーーー!!言い訳に逃げてはいけないーーー!自分の責任は全て自分にあるのだアーーー!と、投げつけられているようでした。
ケイの「私は寝ます!」に号泣&かっこいーーー!作品冒頭でkoされたベンの心まで動かした姿に感動!
ケイの強さも弱さも知った私には、泣く意外の選択肢はありませんでした。
単純に働く大人たちとしても、みんなかっこいいし、どこで切り取っても良いなという作品。
そしてさすがはスピルバーグ、エンディングの切れ味も最高。巨匠の力作。見逃す手はありません。
アメリカの歴史に対するリテラシーは多少必要なので歴代大統領の知識を入れて、もう一度見るのもいいかもです。
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