「何が正しいのかって難しい」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 flyinganywhereさんの映画レビュー(感想・評価)
何が正しいのかって難しい
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面白かった。
色々な困難を乗り越えて、機密文書を記事に出せるというゴールにたどり着く。映画.comにも書いてあったけど、確かに池井戸潤的なストーリー。
「報道の自由」「国家機密」それぞれを単独で取り上げると、どちらも守られないといかないもののはずだが、実際に対立した時にどちらが優先されるのかは、簡単に答えが出ないのも確か。
これが後のウォーターゲート事件に繋がると思うと、世界的に強権的なリーダーが目立つ今の時代に映画化しようとした思いを感じる。
映画なので、話をわかりやすくするために、善悪がはっきり色分けされすぎじゃないかという疑問は残るけど。実際の史実はそんなに簡単では無いと思う。
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