エンカウンター 地球外侵略者のレビュー・感想・評価
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もしかして・・
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宇宙人に誘拐されたという、いわゆる第3種接近遭遇の映画なのだが、そんな馬鹿なと思う観客のスタンスに立って描くと言うちょっと自虐的なひねりのSF映画。
舞台はUFOや宇宙人のメッカ、ニューメキシコ州ロズウェル。
主人公のドキュメンタリー作家は宇宙人に誘拐されたという体験談は眉唾という極めて常識的なスタンスで取材を重ねる。
彼の推測通り不可解な体験談はUFO伝説で一儲けを企む実業家の仕組んだ偽装誘拐事件だったと判明。ところがアジトから逃げる途中で本物のUFO出現、さんざん否定的スタンスで来ていたのに、もしかして・・を誘う奇抜なプロット、最後の10分くらいが純SF映画でした。
映画の大半はよくあるTVのUFOの真贋に迫るドキュメンタリー風、インディアンの祈祷師まで登場するCGなしの猿芝居だから製作費も安く済む狙いなのでしょう。予算が無いのでアイデア勝負のB級映画陣はたいへんですね。
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