「じんわり良い」ロープ 戦場の生命線 aさんの映画レビュー(感想・評価)
じんわり良い
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バルカン半島停戦直後の紛争地帯で地元住民を助ける国際活動家たちの一日を描いたお話。
地味だけど良かった!
一本のロープを探す話にどう90分もたせるのかと思ったけどその道中で戦争とはを重くなりすぎないようコミカルに描いていく。
主演のトロ様が最低なのにめっちゃいい男で困った…
私達はこういう映画を通してでないと戦争状態とはこういうことなんだ、と知ることができないんだよなぁ。
理不尽な理由で道が通れないこと、支援をしたくても外国人だから協力を拒まれること、普通が存在しないこと、誰かを助けても報われないないこと、外国人の助けがなくても問題は解決できること。
決して主人公たちを英雄のように描かない、というかこの日の彼らは何も役に立ってないところがハリウッド資本じゃないな〜と思った。
それでも戦地の人たちを見捨てて国に帰らない、雨の中問題の地点に向かう彼らの車が何とも陽気で鑑賞後はスッキリしました。
不思議な映画。
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