「ロープ、ボール、シークレット札入れ」ロープ 戦場の生命線 機微団子さんの映画レビュー(感想・評価)
ロープ、ボール、シークレット札入れ
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映像が始まる前の、オープニングシーンがオシャレで、ラストに流れる『花はどこへ行った』の反戦ソングが爽やかで感動的だった。ロープが切れてしまった事により、ロープ捜しが始まり、出会った少年は健気に生きている。
良かれと思い付かれたウソは、思わぬ展開を招くが、少年に対して付かれたウソは、少年を守り、生き抜く勇気を与える。
人々の思惑や欲望は、降りだした天の恵み…により、洗い流され、呆気ない結末となり、肩の力を抜かせ、また明日を生きよう…と励まされる。
苛酷な状況下にも、真の大人は居て、少年に向けられた眼差しに、心を救われる。
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