カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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わからない
この映画だけはなぜ騒がれるのか、わからない。最初に見たのは飛行機内の映画で見た。私はいつも映画を見るときは情報を一切見ないで見るので、この映画も大評判だという事は知っていただけで、内容は全く知らなかった。題名からカメラマンの話かな?ぐらいしか考えてなかった。そうしたらゾンビ映画だった。悪いが、ゾンビに関しては「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」から始まり、「死靈のはらわた」「サンゲリア」。 ロメロ、サム・ライミ監督の作品はほとんど見てるし、ウオーホルの「悪魔のはらわた」に関しては当時、劇場で3Dで見てる。
頑張ってはいるがゾンビとしては余りにも低レベルである。最初の30分は苦痛だった。そして見るのをやめて他の映画に変えた。
その話を友人にしたら、絶対に最後まで見るべきだという。
最後がスゴイと言う。
そうしたら、たまたま金曜ロードショーでやるので2回目のチャレンジ。友人の言葉を信じて最後のスゴイところを期待して我慢して見続けた。するとスッと終わってしまった。
映画とはスターを見るものである。
スターの出ない映画ほどクソつまらないものはない。
特にこの映画に関しては、ヒロインがひどすぎる。
この女優さんには何の恨みもないが、監督のキャスティングが悪すぎる。まさか監督の彼女じゃないだろうな?
伊丹十三の数々の名作も、唯一の欠点は女優である。
伊丹監督もわかっていたんだろうな、自分の奥さんが、どちらかと言えば〇〇なのを。しかし、その〇〇の使い方は見事。
しかし、主演女優を他の女優にしていたら、もっとスゴイ作品になっていたと思う。
話はそれたが、とにかくこの映画、どこが良いのかわからない。
おそらくジョージ・A・ロメロやサム・ライミを見た事がない人達には良いのかも知れん。
ゾンビのシーンで決めるなと言われても、ゾンビが出てくる以上、過去のゾンビを超えていないとダメだろう?
学生映画は好きだけど…
このワンカットってーのが売りなわけね。なんじゃこりゃ、どっかの大学...
全く面白くない 時間の無駄
酷い
想像以上にゴミだった。
これを面白く感じる人達ってのは、これまで「面白い邦画」ってのをあまり観た事が無い層なんだろう。
演者はヘボだし、画は汚い。
シナリオも構成も粗末且つ不真面目。
評価に値する部分は一切無い。
しかし、ウケた。…これが問題。
日本の映画産業に関わる側は、この現象を真面目に受け止めて考えなくてはいけない。
ここ数十年の邦画の作られ方(制作、キャスティング、宣伝…)が拒否されて、劇場から観客を遠ざけている現実を真摯に見なければいけない。
更に、これがウケたからといって邦画の歴史を無かったことにするなどは愚かの極み、愚の骨頂である。…ある意味ではそれをし続けて来た結果が、数十年間にわたって邦画のテイタラクを生み続けているのだが。
邦画の名作、傑作もかつては生まれていたのだから、そんな優れた映画の作られ方を今一度見つめ直さないといけない。
(シン・ゴジラやこの世界の片隅になどは、あくまでここ数十年の邦画の作られ方を真っ向から否定し、生まれた傑作なのです。そこをキッチリと押さえ欲しい)
それをしないから、こんな ゴ ミ しか話題にならなくなってしまったのだ。
改めて
こんなものは ゴ ミ にしか過ぎないことは断言しておく。
そして、これを評価する人達はもっともっと沢山の映画、邦画、インディーズ作品を観て、如何に今作が ゴ ミ なのか?を理解して頂きたい。
今ほど金を掛けずに、美しく、工夫を凝らし真面目に作られた映画…邦画、インディーズ作品と言うのは過去に沢山あるのだから。
カメラを止めるな!
どうせ著名人が評価してたからミーハーな奴らがそれに踊らされて過大評...
どうせ著名人が評価してたからミーハーな奴らがそれに踊らされて過大評価してんだろ
と、思ってたら本当に面白かった!
今までにない?いやある?でも邦画ではあまりないタイプの映画で斬新
しかも観終わったらなんか笑顔になってたし、何故かこっちまでやり切った感があった
所々の本当にあったミスや転倒なんかもちょっと面白かったし
カメラマンが転んでしまって、映っちゃヤバイと思ってそれを撮ってるカメラマンが後ろに吹っ飛ぶ辺りは最高
ドタバタドキュメントコメディ!って感じ
低予算、全く無名な役者達でこれはすごいな
カメラマン大変だっただろうにお疲れ様
いやー面白かった
一生懸命な人は格好いい
構成がおもしろい。途中で違和感を感じても後から理由がわかるので最後まで観てくださいね。
有名になって多少なりとも情報が入った状態での鑑賞だったので、本当に何も知らないまま観られた人はより楽しめたんだろうなと思います。
作品全体が現実寄りの飾らないセリフや演技の仕方で好感が持てました。しゅはまはるみさんと山﨑俊太郎さんの演技が特に好きでした。
三谷幸喜監督の作品に似てるという意見もお見かけしました。確かに似ていると思います。登場人物の癖が強くて、ドタバタして、クスッと笑えて、心がほっこりする感じが。
三谷作品が好きな方は、おそらく本作も楽しめるのではないかと思います。
大変だけど楽しそうで、一生懸命な人は輝いていて、格好いい。自然とそう思わせてくれる演出が素敵。映画やテレビ等の映像作品への愛に溢れていました。
映像系の業界を目指している人におすすめの作品。本作を観て興味を持つ人もいるんじゃないかな。
口コミやSNSで話題になったのも納得です。広まって良かったなと思える作品でした。
カメ止め最高!!
もう一度観直したい!
ゾンビという「テーマ」
このキャストでしか出す事が出来ない良さ
この作品は、生放送ワンカット30分のゾンビ映画作成を頼まれた映画監督が多数のトラブルを抱えながらも撮影に挑む姿が描かれている。
冒頭30分は全く知名度のないキャスト、何とも言えない演技、意味不明なカメラワーク…etc
よくあるB級映画という感じで鑑賞者は退屈に感じてしまうかもしれない。
しかし、この30分の退屈はこの作品に
必須なスパイスであり、このワンカット無くしてこの作品は成り立たなくなってしまう。
この作品を「ミーハーのせいで評判が良くなっているだけの駄作」と言うレビューをよく見かけるが自分はそれは違うと思う。
私はこの作品は唯一無二で何処も真似できない作品だと思っている。
もし、この作品のヒロインが広瀬すずのような有名女優で監督役も大御所の俳優だったら…この作品はこんなにもヒットしていただろうか。
この方が確実にミーハーは盛り上がるだろう。
しかし、作品自体としてはどうだろうか。
自分はこの冒頭部分の良さ、全てが潰れてしまうと思う。
キャストの方には失礼だが、この作品は全く知名度のないキャストだからこそ冒頭を作品そのものだと信じ込ませる力があり、あえて下手に演じている事を鑑賞者に気づかせないという効果がある。
そのため、この作品のどんでん返しが話題性を持ったのではないかと思う。
これは、ハリウッド映画などでは見せる事のできない見せ方であり、無名という短所を最大に活かした賞賛されるべき作品であると思う。
私は邦画はあまり好きではなく洋画ばかり見ているので、邦画ファン、映画好きの皆さんと違った考え方で少数派なのかもしれないが、邦画では1番好きな作品になった。
これは、多くの人に見てもらいたい作品。
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