カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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緻密なアイデアは予算に勝利できる
予算はそりゃあった方がいい。ただ、それを上回る熱意とアイデアと緻密な計算は、時に奇跡を起こす。そんな映画であり、映画愛が詰まった映画です。なんか最後泣けるし、エンドロールでも感動するし。
つべこべ言わずに、全国のシネコンはこれを上映しましょう。
別名『全員無名』。
アイデア、演技力、構成、演出力が素晴らしい、OFFフレームのスラップスティック映画でした。
全員無名のキャストとスタッフらしいですよ。ワンカットの映画ってだけで、技術的なハードルが高いのに、この映画ではちゃんと面白いんです。単純に長く撮影するだけで、台詞を忘れたり、機材が壊れたりと、トラブルの発生率が高くなりますよね。
これだけの作品が作れる人達なのに無名なんです。メジャー映画って、相対価値の産物だってことが、よく分かります。
日本アカデミー賞最有力
Twitterでの口コミで前々から評判の良さとそのチケットの取りづらさから気になっていた所へ上映館増大がありましたので、川崎まで期待に胸を膨らませながら鑑賞してきました。
スクリーンの座席(191席)が全て埋まった状態でほぼすべての観客(私を含め)が終わったあとに拍手を送られていたのが印象的です。
近年、安易なメディアミックスに代表される学芸会のような邦画の数々に呆れを通り越しアレルギーになりかけていた私の目を覚まさせてくれたこの作品にありがとうと言いたい。
なんだよ邦画、おもしれぇじゃねえか。
日本アカデミー賞監督賞は「万引き家族」、作品賞は「カメラを止めるな」でどうでしょうか?
映画監督達の心の叫び
この映画は、いわゆるバックステージものにあたるのかもしれない。そして、映画を作る際に我々観客が普段スクリーンでは観ることのできない人たちにフォーカスを当てている。映画監督のみならず、プロデューサーやモニタから指示を出す人や美術さんやカメラマンやカメラアシスタントなど。そこから見えてくるのは、今の日本の映画監督たちがどのような状況で映画を撮らされているのかということだ。
この映画は確かにエンターテインメントとしても非常に優れた内容に仕上がっているが、ただそれだけでおわってはいけない。この映画から受け取れる監督たちの声なき声を受け止め、優れているにも関わらず、目を向けてもらえない埋もれてしまっている映画に目を向ける必要があるのかもしれない。
構造オチがキレイすぎ
構造オチ的な代物。構造が切り替わったところから伏線回収がキレイに続く。そのため盛り上がりもあるし楽しいのだが、「観たことないよ!」なんて驚きには繋がらず、漏れ聞く「無類の傑作!」という評判ほどには感じなかった。
ただ、序盤のスーパー長回しと、エンドロールでのネタばらしには感心。ひたすらスゴいと思った。
日本アカデミー賞の脚本賞取るでしょう(たぶん)
超面白いです!上映後小さくでしたけど拍手おこりましたよ、別に舞台挨拶とか全くない普通の上映だったのに…
映画館でドッカンドッカン笑いが起きる映画ってそうそうないと思うんです。クスクス笑いはあったとしても(私がそういう経験がないだけかも)
初めは映像に酔うかもしれません。POV的映像なので、ですがそれさえ忘れてしまうほどの面白さがこの映画にはある!
日本アカデミー賞で脚本賞取ると思います!!
映画好きなら絶対楽しいはず
役者だけで映画は出来ない。
「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル」番組で感じた違和感には全て意味があったとは!
ロケ地も秀逸、ドローンの使いどころもいいし、エンドロールの撮影風景も良かった。
この面子で彼岸島撮ってほしい!
最高に笑ったゾンビ映画!!
これ最高だった!!
笑いあり、涙あり、家族愛あり、ゾンビあり
今年最高に笑った映画だった!!!
ある古びた廃墟で、ゾンビ映画の撮影をしていた撮影隊
しかし、そこへ本物のゾンビが現れ、現場はパニックに陥り…
この「カメラを止めるな!」は、とても評判が良い映画だったので見始めたものの
最初の30分は正直かなり不安で
「観る映画を間違えたんじゃないか」
とさえ思い始めていた
しかし、その後から始まるドラマを観ていると
その「不安」こそが、この映画の「肝」だということがわかる
つまり、観客側からすると
「なんなの、このショボいB級映画」
と思うような作品であっても
その裏には、スタッフさんやキャストさんたちの血の滲むような努力があって
そこから生まれたその作品は、彼らの汗と涙の結晶なのだ
だからといって、これまで「つまらない」と思った作品の評価を上げるわけではないけれど
スタッフやキャストの全員に、それぞれの人生があり、それぞれの事情を抱えながら「映画」という仕事をしている
という、その思いは忘れちゃいけないんじゃないかと思った
「映画」に対する思いも様々で、それぞれに熱量の違いや温度差はあるけれど
「よーい、スタート!」の合図がかかれば、みんな同じ土俵の上にいて
「作品を届けたい」という気持ちで一致団結する姿には感動してしまった
たとえ誰かがやりすぎちゃっても、たとえ誰かが事故っちゃっても、それもまた「作品の味」として残っていく
改めて、いつも素晴らしい映画を私たちに届けてくれるクリエイターの方たちに敬意を表したくなる作品だった
しかし、私は「ポンッ!!」だけで、しばらく楽しく生きていけそうだわ
辛いことがあったら、「ポンッ!!」を思い出すことにする
その理由が知りたかったら、是非、この映画を観てください
伏線
最初のゾンビ映像は、酔います・・・笑。
でもその映像がとにかく伏線だらけなので、たまに目をつむりながらでもとりあえず全部見てほしい。
キャラクターもひとりひとりの個性が強くて、とにかく面白い!以外の言葉が出ない
冒頭ワンカットの違和感に注目!
今まで見た邦画でこんなにも笑い声が聞こえた映画は、はじめてです!言い過ぎかもしれませんが、少なくとも今年見た映画の中で一番面白かった。
正直、この映画は予告を見れば、映画の構造が大体わかります。だからといって侮ることなかれ。
冒頭のワンカット映像の少しおかしなところに注目して観れば、より面白く感じられます。
2回目も観に行きたい!
最初の5分じゃ判断できない映画
私の持論として面白い映画は最初の5分見れば分かるという持論があるが、この映画は全く違った。
最初は正直、大丈夫か?、所詮こんな映画知ってるんだぜ勢の口コミが変に広がっただけか?と思った。
しかし、半分を過ぎてからの伏線の回収にビックリ。
最後には心の底から笑ってた。
あまり他の映画では味わえない感情に満たされた。
日本映画にしかない強みがある。
正直最近の日本映画(一部除く)にはうんざりしてたところだったが、日本映画の未来は明るい!
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