カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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メディアの持ち上げには辟易。でも…
「ゾンビ」というキーワード以外、どのジャンルの映画なのかさえ事前情報を入れないで過ごす事がこれだけ大変だった映画もない。
その分、苦労した甲斐があった。
だからこそ私からもここで内容について書くことは避けるが、キャラクター全員が輝いているのは名作の条件。
本作はまさにそういう映画。
映画館から帰宅して、録りためておいた映画紹介、監督のインタビューやコメンテーターの褒め記事を確認するにつけ、(まあ、監督自身が答えることはしょうがないが)作品上あえて明らかにしていない仕掛けなど余計なことをメディアが取り上げるのはホントに勘弁して欲しいなと痛感。
合わせて、予算が少ない事をことさらに強調して褒める番組もある。もちろん作り手の工夫や才能の素晴らしさは評価するにしても、観客は基本的に製作費に関係なく等しい鑑賞料金を支払っている。
逆に言えば「大スター多数出演!最新技術を駆使した映像体験!製作費〇〇億円!」なら傑作が保証されるかと言えば当然そんな事はない訳で。
むしろ低予算だと面白い映画は撮れないというメディアの短絡的なメッセージにも聞こえる。
ポスターのコピーに書いてあるから言っていいとするなら、「この映画は二度はじまる」とあるが、「三度目」の映像こそ、作り手への喝采を贈らずにはいられなくなる逸品だ。
とにかく、この作品に関わるすべての方にいろいろな意味で感謝を感じる多幸感溢れる映画だった。
演劇+映画という印象 よく出来てます
すみません、予備知識とか周辺情報ゼロでいつもの映画館に見に行ったら(未だになし)結構混んでて驚きました
手持ちの長回しが今どきの視聴者に新鮮で受けるというのは分かる気がします
面白く、きちんと作り込まれてよく出来てます
今風の画像処理とかではなく純然たる長回しで撮った映画では、三谷幸喜の松本だか地方空港を舞台にした映画もあります
よろしければご覧ください。お勧めします
期待ハズレ
高評価に期待して家族で見に行った。
ネタバレ云々、笑いが巻き起こるゾンビ映画などと期待して行ったが、「何これ?」「これで終わり?」的なしらけムード。上映中も後半の何ヶ所かで笑いが起こったが、終わった後の静まり返った場内の雰囲気から、皆同じ感想なんだろうなって感じでした。満席の館内でただ一人だけ拍手をした人がいたが、手を2回叩いて、誰もついてこないので止めていた。これが皆の感想ではないでしょうか?サクラさんによる過大評価に思えて仕方がない。
超絶リコメンド
話の内容とかは、どっかにありそうな感じなんだけど、こういう切り口はなかったかも?
いろんなところに伏線があり、最後に見事に回収されて…。やられました。
あれがこうで…というレビューがたくさんありますが、百聞は一見にしかず。
そして、二回観ることで、もっと楽しめると思うので、絶対、もう一度観ます!
全体的なチープ感は否めないけど、それが逆にリアリティーさ出しているかも?
久々に、こんなにも笑ったし、間違いなく、今年一番です(今のところ)。
超絶おすすめです。
ぜひ劇場で!
ゾンビ映画なのにこの清々しさは一体何だ!!!
前評判を聞き付け早速映画館へ。でも最初の30分で、この作品は一体どこに向かっているんだろうと、訝しい気持ちがMAXに。ですから次の一時間でまさかこんな大団円が訪れて来ようとは思いもしませんでした。幾度となく押し寄せて来る笑いと感動の波に揉まれているうちにいつしか涙も... エンドロールでこんな幸福感・満足感を感じたのは初めて。空前絶後の快作でありました。
病み付きムービー
「夢見てないで夢になるのよ!」
カルトムービーの金字塔「ロッキーホラーショー」の名セリフだ。
「映画見てないで映画になるのよ!」とばかりに、個性的なキャラに混じって自分もクルーの一員になった気分で楽しんだ。
こりゃ、リピーター続出は必至。新しいカルトムービー誕生の予感。
そのうちレイトショーにゾンビにコスプレしたお客さんが詰め込んで、みんなで「カメラを止めるなー」の大合唱。そんな日が来るかもしれない。
そしたら私はTV局の面白い顔のおばさん風にして行こうかな。
予備知識が無ければ無いほど楽しめる映画で、アイデアがある作品だった...
予備知識が無ければ無いほど楽しめる映画で、アイデアがある作品だった。
内容を超えて映画って良いものだなと思わせてくれるものだった。
気持ちがイイね
映画の本質たる「撮影・編集」の素晴らしさ、エエカゲンさを逆手に取った快作。
やっぱり皆、大型の仕掛けで売るハリウッド映画や、役者のツラしか売りどころのない日本映画にウンザリしてるんですかね。
終演後に客席から拍手が起きたのか印象的だったよ。リスペクト。
みごと。楽しめる面白い映画。
まだ観てない人は、レビーなど観るのは後にすべし。事前知識は一切入れずに観るべきかな。
。
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で、映画の感想は、
序盤は違和感ありで少々退屈、
中盤はやっぱこんな流れかと想像の範疇で何で評判いいのやらと、
終盤からがこの映画の醍醐味
序盤の違和感の答合わせ的な納得感。
中盤の流れを面白く裏切っていくおみごと感。
カラクリや仕組み好きには楽しめる映画だと思う。
上手く作ったな~と、また見返したい作品。
部分的にもうちょっとこうしたらとツッコミたい想いも沸くが、そしたら全体のバランス作りが更に難解になるのかなと、更なる妄想でも楽しめる。
映画が綺麗にラッピングされてない無造作感もいいのかも。
映画バカ達が作ってる感がみえるのもいい。
後味が面白くて、良かった。
劇場でこんなに笑ったの久々
最初の30分、笑ってた私は少数派。後半の30分は劇場中笑いに満ちてた。伏線が綺麗に回収されて行き、そう来るかと笑いながら手を叩いちゃう。昔見たLock, Stock and Two Smoking Barrelsをちらっと思い出しだけど、そこまでじゃないので星4つ!
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