カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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今年の邦画ベスト級だ!!!
ネタバレをするなという方が無理。公式の予告編がもうバラしているし。
映画はメタ構造のメタ構造。三谷幸喜テイストのゾンビ版『ロッキー』であり、ゾンビ版『蒲田行進曲』である。序盤の寸劇が後半の大仕掛けへつながる見事なトリック。説明台詞や後出しジャンケンに頼らない伏線の回収は見事だ!!
なかでもラストのアクロバティックな決着はとてもエモーショナル。そして2回目以降はきっと泣きながら笑うのだろう。キャストやスタッフが無名でも、著名な原作や莫大な資金がなくても良質な映画が作れることを証明した怪作。
ゾンビ映画でハートが満たされた⁈
最高 中毒性が強い また観たい
斬新
生まれて初めて「映画」を観た時代の人と同じくらい興奮します。
映画好きに生まれて良かったと体感した映画…。普通の人もめちゃくちゃにもがいて笑えると思うし、面白すぎて…面白すぎて感動すると思うこの映画は!!
監督誰??役者は誰??この配給会社はどこ??って最初は思うでしょう。
最終的にこれまで観たどの映画よりも観客全員でまわりの目も耳も知らない人達のことも全て忘れて涙を流して笑ってました。もちろんただのコメディ映画じゃありません。物凄くよくできた脚本と監督と役者とスタッフで作られた、とても丁寧に緻密に作られた映画です。
でもあの観に来てる客の一体感ときたら…!!私はその時代に生きていなかったから分からないけど、日本に初めて映画(最初は活動写真?)という文化が誕生したときに映画館へ初めて映画を観に来た皆が味わった感覚ととても似ているんじゃないか?そう思わせてくれました。
私は途中からもう素の声で腹の底から大声で高らかに笑い、涙が止まらなくなり、大袈裟かもしれないけどこの映画を観れたことやこの映画を作り出した人達のことを思って顔がびしょ濡れになりました。感動も感動ですね。映画終わった後の周囲の人の感動と興奮に入り混じった恍惚な雰囲気がとても堪らなかった。。
小出祐介率いる、みんなの映画部でも言ってた感想のひとつで、三谷幸喜の「ラヂオの時間」と似てた。「ラヂオの時間」は5〜6回くらいみた私も大好きな映画で、むしろ三谷作品で唯一尊敬できる作品なのだけと、この映画はラジオ番組を作る話ではなく映画を作る話の話だから、より自分好みだったのもある。ちなみに本広監督の「サマータイムマシーン・ブルース」も伏線回収と構成的な面で思い出した。でもでも、映画好きの人は勿論のこと、映像を作ってる人やゾンビが好きな人、伊坂幸太郎やクドカンみたいな伏線回収ものが好きな人、コメディが好きな人とか色んな人が楽しめるであろう映画でした。んで役者も皆、演技がやたら上手いんだこれが…気持がいいよ、出てる人達みんな好きになっちゃう。
良い映画に出会った時の感動と喪失感は半端じゃないけど…代表して脚本・監督・編集をした上田慎一郎監督は是枝監督と同じくらいのリスペクトを捧げて言いたい、上田監督半端ないって!!ヽ(;▽;)ノ
ものづくりする人たちに勇気と失望を同時に与える傑作
もーとにかく衝撃を受けた。こんな面白い映画をつくれる人がこの日本に、それも自分より若くしているのかと。決して試写会や舞台挨拶で観たわけではないのに、鑑賞後立ち上がって拍手して、見ず知らずの隣の人と興奮を共有したい衝動に駆られたほどだ。
面白い作品を観ると、「楽しい!」と思うよりは「悔しい!」と感じてしまう性の自分がやりたがりの私だが、こればかりは嫉妬を通り越してしばし呆然とさせられた。
クリエイター魂を刺激されものづくりがしたいと思う人が増える一方、こんなすごいの自分には無理だと諦める人も出てしまいそうななんとも不思議な感覚。
口コミでの話題でニュースメディアにも取り上げられはじめたのがきっかけで観たが、最初は正直秀逸な学生卒業映画レベルを想像していた。
前半のワンカット長回しのゾンビ番組シーンではいたるところに粗さが見つかり、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』のオマージュか…とか、やっぱりプロは違うな…と思ってしまっていた。
ところが、1ヶ月前からの後半のシーンで見事にそれらを伏線としてすべて回収し、映画館を笑いの渦に巻き込み、そして最後にはホロっとくるオチまで。脚本と構成に唸った。
また役者陣も、監督が演技力や経験ではなく人間性で選んだという通り、個性の光る逸材ばかりだった。
内容としても節々に現在のエンタメ業界(映画やテレビビジネス、ドラマや番組制作の甘さ、流れ作業のプロデューサー、自己中や意識高い系の役者など)に対するユーモア溢れるアイロニーがこもっていた。
また伏線回収の答え合わせシーンでは、映画の撮り方の裏側を知ることができ、その大変さにこれからの観方が変わると思う。
エンターテイメントとしても最高の仕上がりにしつつ、風刺も効かせた傑作である。生涯で観た映画で一番をあげても過言ではないぐらいだと思う。
こういう作品が日本アカデミー賞を獲ったりすると、また業界も変わるのだろうか。
ワンカットワンシーンが良かった。
劇中劇を軸にした物語。
演劇っぽい構造で、とても良くできた作品だと思う。途中、三谷幸喜の「ショーマストゴーオン」を不意に思い出したのは、きっと舞台裏にスポットを当てた物語だからなのだろう。
最後、一丸となって窮地を乗り越えるシーンとかも同じような感じ。
そうやって考えると、シナリオに関しては、ショーマス超えしている様な気がする。
評価が4なのは、映画は総合芸術だからシナリオだけで評価はできないと思い、役者面で0.5マイナス。あと、昔ブレアウィッチプロジェクトでも起きた車酔い事件。カメラが揺れ過ぎて直視できなくなった苦言でマイナス0.5です。
何だこの最高な映画は
ピンと来なかった
驚き
最初はなんて映画を観てしまったんだろうと、がっかりしていたのだけど、
あれ、、、ちょっとまてよ、、、ん?、、、、あれ?、、、、、おもろーーーーーーーーーー!!!
ってなりました。
あんなに劇場中で笑いが起きていたのは初めてでした。
クスクス笑っている映画はよくあったのですが、
おばちゃんや、おじちゃんの笑い声が激しくて驚きました。
また映画自体が本当によく出来ていてビックリ。
あの30分ごえの長回しが凄いし、その背景を描く場面がめちゃくちゃ面白くて、映画づくりってこんな物なのかと勉強にもなりました。
いちばん笑ったシーンは小屋で女優の子が口を手で押さえて震えているシーン!!
ずっとなんであんなに怖がってるのか、気になっていたんですが、カンペを出すシーンだった事が分かった時は一番笑いました。
あとはアルコール中毒のおっさん、初めはあんなに激しく動くゾンビいるかよ!となんだか怒りさえ覚える感じだったのですが、アルコールのせいだと分かってからは面白くて、
シュールなのがとてもハマりました
このような素晴らしい映画がまた見れたら嬉しいです
最高かよっ!
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