カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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しっかり笑わせてもらった。
そもそもゾンビ映画が嫌いなこともあって、当映画を観るつもりなかったのに、映画.comの高評価と、newspicksで多くレビューされていた「とにかく観て」に促され、期待値高めで観賞したにもかかわらず、しっかり笑わせてもらいました。本当に面白かったです。
あえて苦言を呈すとすれば、
最後の伏線回収の先に、もう一捻りあってもよかったかも。事故で本番に出演できなかった役者さんを使うなりして。
満員すぎてチケットとれない
観に行った友達が口を揃えて高評価なので、足を運びました。
池袋シネマロサへ行ったら、チケット買うのに凄い行列が出来ていて、箱が小さいにしてもどの回も満員になっていました。こんなことは初めてです。
ワクワクしながら観はじめましたが、ざっくりな感想は前半で何故か吐き気を伴う程酔ってしまい、中盤で涙が止まらないくらい笑い、中弛みして終わっていき、最後にふわっと感動するという感じでした。
たしかにコメディ要素満載でテンポも良くて笑わせてもらいましたが、最初のカメラのブレからくる吐き気と内容の気持ち悪さが結構ずしっときてたので、後半の笑いがそれを僅かに上回りきれなかったように思います。
個人的には三谷幸喜監督のラヂオの時間に通ずるものを感じました。
キャストの皆さんはそれぞれ個性が光っていてハマっていて良かったと思いました。
眠る暇がない
往復三時間かけて、大宮まで観に行きました(*゚v゚*)
午前のメリー・ポピンズと午後の研修でちょくちょく睡魔に襲われ、疲れ果てて?大宮まで行ったにもかかわらず、睡魔が襲う隙すら生まれなかった!
何も情報を入れずに見るべき。
これから映画は大切に見ようと思った。
以上!
愛!!!!
うわーーい!!!!
笑顔!!!
みんな笑顔ーーーー!!!!
言わずもがなの、ネタバレ厳禁映画なわけですが
少し言うと
鑑賞後
日々の労働の嫌気や、一生懸命やることの報われなさから、救われるような気がして
個人的にエンタメに求める「カタルシス」を感じ、そして「とてつもない爽快感」を得られた!
それがこの作品
アンジャッシュのコントと映画愛
ネタバレしないようにこの映画の面白さをどう表現すればいいか悩んだが、コレが1番伝わり易いかと。
けして安易なつもりはない。あんなに計算されたネタを書く芸人ほかにいないと思ってる。
まあアンジャッシュは置いといて、ホントは4点付けたいんだけど3.5点にした理由を書きます。ちょっとだけ。
確かに映画愛は胸が熱くなるほど感じたが、ゾンビ愛が全く感じられなく単なるネタになってた。ゾンビを描くのにオマージュもテーマも無いというのは、例え低予算だからといっても感心出来ませんな。
あともうひとつ、自分は川崎チネチッタで観たんだが、それを少々後悔した。
この映画は大画面で観るように作られていない。新宿Ks'シネマか渋谷ユーロスペースで観るべきだった。
これは観終わった時の感想が大分違ってくるので、実は結構大事なポイントだと思う。
ということで、これから観る方はなるべくミニシアターでご覧になるのをオススメします。
とても楽しかった!(酔いやすい人は対策を!)
数回場内が笑い声に包まれたのが印象的でした。
億単位の予算ではなく、アイデアと熱意があれば良作はできるんだと再確認しました。
ちなみに・・・予約したタイミングで前から2番目の席しか無く、至近距離で序盤のワンカット撮りを視聴していたところ、30分ほどで目眩等体調に異変が(笑)
周りに迷惑かけても良くないので、5分ほど外の空気を吸う羽目に(笑)
映画の面白さに加えて、この点からも再度観たいと思わせてくれる映画です(笑)
今後、上映が拡大しそうですし、観客動員数も増えると思います。
前の席で視聴する方で、カメラ酔いや3D酔いの経験がある方は要注意ですよ〜(・∀・)
出入り口近くか通路に接した席を確保しましょう!
我慢は禁物です!!
万全の体制で最高の映画を楽しみましょう(๑˃̵ᴗ˂̵)و
やっぱり映画は人の手で作るもんなんだ。
好きな俳優、松浦慎一郎さんが勧めていたので、前から見たいと思っていました。
朝の情報番組でも取り上げられていて、やや乗り遅れてしまいました。
この映画はホラーではなく、コメディであり、大きな種明かしがあるということを知ってしまいました。
それ以上余計な情報は全く入れず、無知の状態で見に行きました。
まさかまさかでした!
どうやって撮影しているんだろう、編集点はどこなんだろうって思いました。
なのであのエンドロールには感動してしまいました。
映画って、やっぱり人間の手作りなんだなって思いました。
2度見てみたくなる映画です。
無名の役者さんたちのエネルギーをもう一度味わいたい。
低予算映画でもここまでできるんだぞということを、世の中の商業映画に知らしめてもらいたいです。
王道ゾンビではないが…
あからさまにゾンビをネタにしたゾンビ映画だということは分かるし、ゾンビというだけでチープ感すら漂う。だが、この映画、チープなゾンビだけじゃない。ゾンビをネタに映画を制作するクルー達の様子こそが実に面白いのだ。
まず、この映画の構成が面白い。最初に出来上がったゾンビ映画を流してからのネタバレ。何でこの映画を撮ることになったのか〜、などなど。だから、『終わってから始まる』なのである。最初に流れるゾンビ映画部分は普通であるし、割と短い。「ふぅぅ〜ん、なるほど」って感じで、さらっと終わってしまう。ところが、エンドロールが終わった後もまだ映画は続く。今まで観ていた部分はカメラが映したフィルター目線の表部分だったのが、映画を撮っていたカメラを追ったまた別のカメラに目線が変わっていく。次の主役はキャストではなくクルーに移っていく。
私は観る専門で、撮る側の経験はないので、この作品の登場人物達のいちいちがとても面白くて、トラブルが重なる程にテンションも上がっていくのが、「映画ってライブだよなぁ〜」ってワクワクして観てました。実に三谷幸喜っぽい。
劇場で観る時は、『私を試すもの』として観客目線で触れているものが、主観が制作者にあることで、自分も観客ではなく作り手の主観になって、無事撮れるのか追っかけているように錯覚してしまうくらい引き込まれる魅力がこの作品にはあった。映画を撮るって簡単じゃないことがつくづく分かる。試行錯誤している姿を映すことで、映画を愛する全ての人たちが共感やオマージュを感じられるのが何より素晴らしいと思いました。
【シナリオ】はあくまでも設計図であって、、、
アイデアの仕込みの量と質がすばらしい。
例えば【小説】はそれ自体が読み物として完結していてエンタテインメント作品として独立している。
しかし【シナリオ】はあくまでも設計図であって、スタッフ、キャストによっては全く違うものができあがる・・・その隙間に仕込んでる仕込んでる、仕込む為には○○○という仕掛けが必要。そのアイデアもすばらしい!そしてその隙間には観客も入り込める(これが最大の仕掛け)!
本作はネタバレネタバレと騒がれているが、ネタバレしても楽しめる作品。もちろんまっさらで見るのがベストだけど・・。
この仕込みは、アイデアはもちろん、行動力、キャスト、スタッフを納得させる統率力等々が必要、なので下記のメジャーリーグ級、バロンドールレベルの人達と同等のレベルの仕事です。
2館スタートの作品を100館以上に感染させ続ける観客の嗅覚と熱量も凄すぎる~。
長蛇の列、カウントダウンが始まりそうな上映前のドキドキ、上映後のざわざわ、これらを同時に体験させてくれた映画は『○○○○○○○○○』以来だ~作品名を言うとネタバレになる~!
大谷翔平よりイニエスタより錦織より、この映画を・・・・撮ったヤツらを目撃せよではなく、みんなで編み上げて行く感じ、サグラダファミリアみたいな感じ、ありがとうーーーー!!!
カメラを止めるな!上映中
6050
見事な伏線回収で送るコメディ映画。
37分ワンカットワンシーンのゾンビ映画。を作ったスタッフの撮影裏を映すコメディ映画。長回しで撮影することを存分に生かし、見事に伏線回収をしてくれた。
久しぶりにいい映画に出会えた。心から笑えた。映画の撮影裏が見れて良かった。
ハングオーバー好きは是非!
最初は全然期待してませんでしたし、37分ワンカットの所では悪い意味でレビューに騙されたかなあとさえ思いました…
ですが!最後まで見終わり、ワンカット最後の青空の意味を知ったとき、こんなにスッキリした映画は久しぶりでした!!
そして、お客さんの笑い声、なるほど!と思ったとに思わず漏れる声などの一体感は是非映画館で体感して欲しいと思います
妙な間
ノーカットゾンビがまず素晴らしい!
そして、そこに焼き付けられた妙な間の答え合わせが
絶妙です。
パラレルワールドなスモールワールドで、見たことあるようでないようで。それが完璧に成立しているのが凄い!
上映後の物販がインディープロレスみたいで(笑)
「出すんじゃない、出るんだよ」
評論家やお笑い芸人が絶賛している今作品、相当斜めに逝っているということで自分も鑑賞してみた。
結果的に言うと、大変面白い、そして相当手の込んだメタ映画である。なにせ入れ籠構造が3層になっているところがその複雑さを表現している。かといってそれ程ストーリー内容は複雑ではない。
ある監督がテレビ局の発注で、『ゾンビもの』『生中継』『ワンカット』という条件のドラマを作るというストーリーなのだが、まるで長い長いアヴァンタイトルを観るように、冒頭でその番組が流れる。そして、その前述談として、ドラマの制作現場が種明かしの如く描かれるという、シチュエーションコメディドラマである。
この構成が秀逸なのは、その冒頭のドラマのお粗末さ、滑稽さ、しかし必死な程の演出に、数多くの疑問を投げかけてくるのだ。唐突と不自然さ、そして演技の酷さや、演出の瓦解、そんな正に浮き足立ってる映像をみせつけられる。ゾンビものなので、ホラーだ。ホラーは怖がらせなければならない。よりシリアスを求められる空気に、しかしそぐわないちぐはぐさが不穏な空気を充満させる。しかしその裏では、正に抱腹絶倒のコメディがパラレルに同時進行していたのだ。勿論フィクションだから、ご都合主義も甚だしいが、しかしここまで徹頭徹尾にやり切ると、いっそそれがナチュラルに感じられるのが不思議である。テレビ局や芸能人のあるあるネタも存分にぶち込まれ、それがきちんとストーリーに意味を持たせている。そう、キチンと伏線が回収されている、身だしなみの綺麗な作品である。そしてラストの一寸ハートウォーミングなシーンもなかなか心憎い。組体操のピラミッドが壊れる毎に、一連のシーンの繰り返しでやり過ごすことや、最後の肩車は、小さい頃の思い出を再現させ、そして親子の再生を彷彿させたりと、なかなかの策士な監督である。護身術の『ポン』もギャグとして冴えているし、それをネタバレさせての繰り返しに、まるでコントの作りと同一なのだ。
邦画の一つの可能性、未来の一端を垣間見た良作である。海外にも積極的に上映しているとのこと、今作品は世界の人達にも理解出来、笑いを届けることが出来るのではないだろうか。演技のレベルをボリュームのツマミのように繊細なバランスで演じきった役者陣の力量にも感激である。リメイクのオファーがあるじゃないかと想像出来る内容であった。
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