「インディーズ映画の奇跡」カメラを止めるな! なんでも屋の演出部さんの映画レビュー(感想・評価)
インディーズ映画の奇跡
上田監督のことは短編のコメディ自主映画を撮っていた頃から知ってはいましたが、その芸風そのままに長編にしたという感じで初鑑賞した際にはどこか懐かしささえ感じました。
インディーズ映画は上と下でクオリティの差も激しく、良くも悪くも監督の個性が全面に出るます。そのためどちらかというとメッセージ性だけでエンタメ性が皆無の作品が多く、インディ系映画祭のコンペティションの審査をすると観る側が地獄を見ることが多いです。
ですので『カメラを止めるな!』のようなエンタメ全振り作はそれだけでも目立つのです。
脚本的には映像というより戯曲寄りの内容ですが、この戯曲っぽいギミックの多さが逆に本作の魅力なのだと思います。
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