「確かによかった」カメラを止めるな! lotis1040さんの映画レビュー(感想・評価)
確かによかった
ちょっとあまりにみんなが褒めたたえるので見てしまった。
とてもいい映画だったことはとりあえず先に言っておく。
だから印象をつけることもしない。
そして感想からすると、いい映画だった素晴らしい映画だったが
それ以上に感想がないというか、そんなに?というのも正直な感想。
星で言えばこれくらいの評価が妥当ではないかと思う。
確かに色々と素晴らしい。
さすがにここまでの作品を作られて悪かったとは言えないが、
これに匹敵、或いはこれ以上の映画はあるだろう。
期待値を上げすぎたせいもあるかもしれないが、それほどではなかった。
ただそれほどではないのにこれほどだったのも事実で悶々としているのが今見終わった心境。
前半と趣が変わるという印象を持っている人も多いのかもしれないが、前半からだいぶ後半の要素はあったと思うし、そこでも楽しめた。
私は、多少ネタバレされてからみているのもあるのかもしれない。
しかし、ネタバレされても面白いものは面白い。
この作品もそういった意味ではちゃんと面白い。
別にネタバレしたからと言ってどうなるものでもない。
しかしながら、なぜこの映画だけこんなにネタバレにこだわられるのかという疑問をどうしても感じてしまう。
評判になってしかるべき映画というのは確かにその通りであるが、
例えば、こうやって後から人気になったものとして例をあげるなら、エヴァンゲリオンやガンダムはどうか?
この世界の片隅にと比べてどうかということも含めて考えたくなる。
役者さんの演技、演出、セリフ回しなどどれをとっても素晴らしい。
舞台劇的な感じもとても好きで、下げの部分まで堪能させていただいた。この作品自体はとても気に入っているが、しかし何だろう。
これが話題になるなら、あの作品もこの作品も話題になってほしかった。というのも個人的な意見として持った。
どうしてこの作品だけなのか?
だからと言ってこの作品が悪いのではない。
この程度の作品とさげすむつもりもないが、やはり悶々としてしまう。