「まるでホイル焼き」オンリー・ザ・ブレイブ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
まるでホイル焼き
山火事に命懸けで立ち向かう消防チーム:ホットショットの実話を基にした物語。
実話を知らない初見の方は当時の実話を検索などで調べないで、無知識のまま鑑賞ください。
馴染みの薄い山火事消火隊の話だが、訓練も過酷。
冗談混じりの和みがなければ、こんな命懸けの仕事でチームとしてやってられない。
山火事を予測し食い止める男たち、それを見守る家族たち。
誇りのある仕事であり、共感が持てた。
若干、中盤までの話が長い為、山火事に興味が向かなければつまらなく感じるだろう。
私も中盤までであれば星評価は低かったであろう。
後半怒涛の30分。そこに命懸けである意味、映画である意味を見出せた。
呆気に取られた。そういう事だったのか。と。
結末は可哀想で観てられなかった。
最後に思うのは消火航空機。そりゃ第一線じゃないからおまえらには緊迫感もクソも無いわな。
隊員は余り表に出さないけれども、死が隣り合わせの仕事のドラマ。
ラストは久々に緊迫感を味わえました。
やはり火は恐ろしい。。。
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