「性行為シーンが多いのに興奮しない映画」娼年 さなさんの映画レビュー(感想・評価)
性行為シーンが多いのに興奮しない映画
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内容云々以前に、セリフが聞き取れないところが多すぎて、早々に醒めた。
何言ってるかは分からないけどどいつもこいつもうるさいな、って感じ。(致命的)
そしてリョウがこの仕事になぜそんなに秀でているのか謎だった。それはやっぱり、セックスシーンの描き方だと思う。
他の方が言うように、そのスピードはないわーって感じ。この速さで全編撮影したことが心底謎だし嫌悪感を覚える。たしかに松坂桃李は体当たりだと思うけど、それ以上でも以下でもない。(事務所と本人の決断はすごいが。)
熱海の描き方で嫌な予感はしたが、ラスト10分の3人でのシーンはありえないくらい観てられない。
あと、女たちの事情がって言うけど、重めの事情を抱えた者ばかりでそれもなんだかなぁと。逆に、「高い金払ってぱーっと楽しみたい。ひゃっはー!」ってだけの人もいるのが「普通」では?とか思ってしまって。
娼婦じゃなく娼夫を描くとなると、セックスに見出す意味が重くなるんだなーと思った。
松坂桃李のそれらより、江波杏子さんの一番最初のほうがゾクっとした。そんなレベルの作品。エロい松坂桃李を観たいなら、「彼女がその名を知らない鳥たち」のほうがクルなーと思う。
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