「指づかいが強すぎじゃない?」娼年 ミミズクさんの映画レビュー(感想・評価)
指づかいが強すぎじゃない?
思っていたより楽しめましたね。
ただ、あんなにマッハのスピードで強くやられたら、辛いだけで全然気持ちよくないんですけど。と、思いながら観てた。
監督が女性ならあんな演技指導絶対しないだろうなー。
ゆっくり、滑らかに、指は絶対曲げず、壁に沿って、滑らせる…そして少し経ったら手の平は入り口にピタっと付けたまま、キュッキュッと指は曲げずに優しく押し上げてあげればいいのです…それを桃李くん、あんな力任せにしてからに(笑)
思ったのは、よく濡れ場やった女優に対して使う「女優魂」って言葉がありますが今回の映画で男優さん(桃李くん)がやったことを「俳優魂」みたく言うけど女優って今回の桃李くんくらいの辱めは普通に受けながら皆濡れ場やってるよねってこと。
女優さんていうのは
・イキ顔
・息づかい
・胸の大きさ、形、乳首の色
を濡れ場やると必ず普通に見られてるわけだし。
一方男優は添え物扱いだから
イチモツの大きさも色も見せなくて済むから辱めはほぼ無い(テクニックはバレるけど)
なので、女優が濡れ場やる心構えは男優とはケタが違うわけで。
これからはどの俳優も桃李くんくらいの捨て身の濡れ場やってみろ!って思いましたね。男も、もっともっと恥ずかしいことやってみろってね。
そういう視点で見ると、やはり彼は真摯かつ紳士に演じていたから好感が持てました。
セックスって本質的に女の為にある。
男の単なる放出行為ではない。
その証拠に男は相手の評価を気にする。
女を悦ばせるためにイチモツは付いてるんだからこういう商売は本来理に適ってるなーと思った。
双方の病気検査以外にも、仮に妊娠させた場合の保証金などもっと事前契約など明確に取り決めていったら世の中にもっともっと流行りそうだし、密かに需要あるな。なーんて思って観てました。
それにしても女社長役くらいは、
もっと大物女優でキャスティングできなかったのかな?と。濡れ場も無いんだし誰かしらはオッケイしてくれそうなもんなのにね?
最後に。
この映画のテーマは
「母性愛」
ってことでわたしは理解しました。