「直ぐ飲むかゆっくり飲むか」娼年 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
直ぐ飲むかゆっくり飲むか
ろくに学校にも行かず人生も女もつまらないと宣う男が、スカウトされてテストをされて男娼となり楽しさをみつける話。
なかなか優秀な学校に在籍している文学青年で、サービス精神こそ持っているものの面倒臭い人生をこなしているだけの様にみえる主人公の変化というのはわかるけれど、助言で半分理解し、一人目で体感し、後は大して変化がみられない。
それなのに変わり種の客との経験の一つ一つを長くみせられる印象で飽きてくる。
子供にみせる作品じゃないんだから、皆まで言わんでもわかるだろうという感じ。
何よりも、ストーリーと直接関係あるわけではないけれど、有りもしないウイルスの名前を本人が口にする痛恨の台詞ミス。
他のことならまだしも、これに関する誤解を産む、しかもかなり酷い間違いをフィクションとはいえメディアが発信して良いのか?
ただでさえぼちぼちだったのに疑問を感じて冷めてしまった。
コメントする