「続編観るのが楽しみです。」マスカレード・ホテル コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
続編観るのが楽しみです。
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東野圭吾さんの作品では『ガリレオ』と『新参者』、原作こそ読んだことはありませんがテレビシリーズ、テレビスペシャル、映画と漏れなく全て観ています。
本作も気にはなっていたのですが、主役がキムタクなので正直ちょっと敬遠していました。
が、東野先生が執筆時にキムタクをイメージしていたという記事を読んでそれならば…と思い観ることにしました。
まずホテルという設定、確かにいろんなお客様(笑)が来られるので、予算さえあれば自ずと多様で豪華なキャスティングができ、その分「オムニバス的に様々な小ネタが挟める」=「ミスリードもいっぱい放り込める」という利点があると感心させられました。
てっきりそのミスリードのひとつだと思っていた視覚障害者のフリをしていた女性(ほっこりエピソード挟んで退場してたのに…)がまさかの犯人だったとは…しかも松たか子さんが演じられていたとは、変装を解くまで全く気付けませんでした。
レビューを読ませていただくと序盤に気付いた人もいらっしゃるようですが、そういう意味で制作サイドから見れば、私は二重の意味でまんまと騙された「良い客」だった訳で…でもその分楽しめたと思います。
タイトルの「マスカレード」の意味、私自身も少なからずホテルを利用していますし、ここまでヤバい「お客様」ばかりではないと思いますが、なるほど確かにとすごく腑に落ちました。
あと…長澤まさみさんのホテルマンとしての凛々しさ、所作の美しさは特筆モノで目を奪われまくりました。
続編鑑賞が楽しみ過ぎます!!!
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