「予想以上に良かった。いや、それ以上か。」マスカレード・ホテル Malcoさんの映画レビュー(感想・評価)
予想以上に良かった。いや、それ以上か。
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「原作を読んでいるから」「そんなに変わらないんじゃない?」
と思っている読書好きの皆さん。
大きな間違いを犯すことになりますよ。
私も原作を読んでいるから、読んでいるからこそ、あまりこの作品には並程度の期待しかしていませんでした。
なぜかというと、原作の本では物語は淡々と進み、思い描いていた派手さがなかったからです。どちらかといえば地味な印象だったかな。
ただそんな印象は鈴木雅之、木村拓哉、サウンドトラックの3つで吹き飛ばされます。
何よりも良かったと思うのは、鈴木監督の遊び心満載な所です。
松たか子の登場には劇場がざわついていました。(笑)
私も驚きましたし、「告白」の松たか子を彷彿とさせるようなホラー感があってとても良かったです。
あとおまけ程度の小話として、、前田敦子と勝地涼の共演は少しニヤッとしてしまいましたね。
夫婦の2人が顔を合わせて、嫁が旦那に悲鳴をあげていると思うと笑ってしまいました。
全体を通して、華やかさがあった気がします。セットの作り、木村拓哉の演技、サウンドトラックの絶妙なバランス。文句のつけようがなかった。
ぜひ見てください。
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