「エンドロールは凝ってて良かった。」マスカレード・ホテル 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールは凝ってて良かった。
ヒットしてるので今更だから簡単に〜〜
良く出来てました!
原作未読ですが東野圭吾作品は好きなのでほぼ間違い無し。
みんなが密かに危惧してる「何やっても木村拓哉」問題は
まあ、この映画に関しては相性、悪くなかったと思います。
テレビ局が制作に名を連ねてるので
文字通りホテルの話を「グランドホテル形式」で
良く知ってる俳優さんが多数出たり入ったりして
あとあとテレビで楽しめる映画に仕上がってますね。
気楽に楽しく観られる映画をお探しの方にはお勧めです!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
まあ〜若干無理くりなところもあったりして
それはどうなの!!と突っ込みたくなったけど
この話の主題は犯人探しではなく
一種のカルチャーギャップですね。
警察官といえばもちろん権力組織であり国家公務員。
一方、ホテルマンは民間企業であり
サービス業の中でもお客さんの要求の高い職種。
人から頭を下げてもらえる立場の者に
人に頭をさげる立場の気持ちは簡単には理解できない。
自分以外の人の立場と気持ちを理解して
違いを尊重しながら共生してゆくことが大事。
それに気がついたからこその
ホテルの前での新田の敬礼なんでしょう。
だから、ラストの乾杯シーンは、本当に安っぽい!
折角の映画をテレビ用ドラマに格落ちさせてしまってる。
本当に勿体ないこと。
それと、しつこい位何度も何度も仕込んだホテルのマーク入り文鎮ネタ!
結局使ってなくね??
@もう一度観るなら?
「テレビ用映画だからテレビで良いですよ。」
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