「前作程のカタルシスはない」パシフィック・リム アップライジング うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
前作程のカタルシスはない
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世の中、2作目を作るのが大変と言うのは分かっているが、商業的に作らざるを得ない流れで作ったものが、歪な姿を見せると興醒めする。
冒頭からイェーガーに乗ると言うイメージからやや離れた主要キャストが登場し、子どもの追いかけっこを行うのを見ると深刻さが薄れてしまった。
そして、シャオ産業…何故こんな技術の粋を集めた無人イェーガーを中国が作る話をされても「中国製~?」って思っただけで信用出来ない。
そして「中国語を覚えなさい」とセリフが出てくると、なんだこの中国推しは?となってしまった。作品に中国資本が入っているから仕方ないとは言え、どこを意識しているかは明らかで違和感を感じてしまった。
ただ、その辺を気にしなければ、所謂怪獣映画としてのクオリティは保たれている。
前作はハイクオリティ、今作はやや安易な作りになってるが、怪獣の中を調べようとするのが候補生だけとか如何にも怪獣映画のパターンで、悪いのは怪獣と言う展開なのも分かりやすい(笑)
Mt.富士に集まるとか中々のご都合主義で、新技術に新兵器はいきなり実戦投入も当然(笑)
ロケットでぶっ飛ぶイェーガーと直接対決する合体怪獣(笑)
最早、東映まんが祭りのノリである。
日本を舞台に大暴れするのは気持ち良いが、この日本はどれだけ中国化が進んでいるのか?看板が中国語多すぎ。
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