「受け継がれる戦い。やりすぎなまでのド迫力アクション!!」パシフィック・リム アップライジング 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
受け継がれる戦い。やりすぎなまでのド迫力アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:予備知識は最悪なくても大丈夫そう。自分の人生から目を背けていた主人公が、若き新米パイロット達との出逢いを通して、次第に勇ましく変わっていく様がカッコイイ。ド迫力のアクションも魅力。
否:フルCGによるイェーガーと怪獣の戦いは、一歩間違えると荒唐無稽感が満載で、好き嫌いが分かれそうなところ。ストーリーもかなり無理があるか。
一応冒頭で前作のあらすじは説明してくれるので、予備知識がなくても大丈夫そうです。
偉大な司令官を父に持ちながら、すさんだ生活を送り続ける青年・ジェイク。そんな彼が孤独な少女・アマーラと出逢ったのがきっかけとなり、再びイェーガーのパイロットとして仲間を鼓舞するまでに変わっていく姿は、観ていて清々しいです。ジェイクがアマーラに告げる、
「自分が何者か、決めるのは自分自身だ。」
というセリフが印象的です。
ただ前作と比べると、アクションはよりスケールアップしているものの、ただでさえ荒唐無稽だったストーリーにもさらに拍車がかかり、もはや無茶苦茶な内容になってきた感は否めません(笑)。その辺りを気にせず観られるかどうかが、カギになりそうです。
何も考えずに、痛快なアクションでストレス発散したい、そんな時にはオススメの作品です。
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