「パシフィックリムじゃない」パシフィック・リム アップライジング valkoinenrantaさんの映画レビュー(感想・評価)
パシフィックリムじゃない
前作が自分の中の少年の心を打ち震えさせる、大好きな作品だった為あまり期待せずには観ましたが、、
あまりにも残念です
中国資本になったから仕方ない事情があるのでしょうが、、この作品の監督はギレルモ監督と違い、ロボット、怪獣、人間にすらあまり愛情を持っていないのでは?と感じました。
背景一つから感じる世界観、美意識にしてもそうです。この作品はひたすら淡々と進行します。
前作は、ベタな展開!と思いつつも、それが良かった。
パイロット同士のつながり、働く人々の関係性に深く共感できた。
心が無いはずのロボットでも、関節部のギミックが美しく表現され、歩行するたび重さを感じ、攻撃のひとつひとつに興奮し、、深い愛着を感じさせてくれました。一度見ただけで忘れられない怪獣のデザイン、倒さなければならないのに倒されると物悲しい、、
今作は全てが薄っぺらい。
ジプシーがんばれ!
ヤバイ怪獣が出てきちゃった、、!怖い!
もう一度このシーンが観たい!!
残念ながら今作では何も感じませんでした。
前作は天才クリエイターの作品、今作は数多ある商業的な作品のひとつに過ぎないと感じました。せめて前作のキャラクターを出さないでいてくれたら、、
帰宅してすぐ前作を観て、改めてギレルモ監督の素晴らしさを痛感しました。
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