「前作から10年後。イェーガー対怪獣の戦いが終結し、まだあちらこちら...」パシフィック・リム アップライジング よねさんの映画レビュー(感想・評価)
前作から10年後。イェーガー対怪獣の戦いが終結し、まだあちらこちら...
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前作から10年後。イェーガー対怪獣の戦いが終結し、まだあちらこちらに傷跡を残しつつも復興を果たした世界。殉職した父スタッカーの息子で元イェーガーパイロットのジェイクは、身を持ち崩して今は放置されたイェーガーから部品をくすねては闇市場に流すチンピラ稼業に身をやつしていた。ある日廃工場に潜入したジェイクは狙っていた部品が何者かに横取りされてしまい、不審な人影を追うと廃屋の中に手作りのイェーガーを発見。それは1人の少女アマラが自作したイェーガー、スクラッパーだった。
大ヒットが至上命題の大作ゆえあらゆる忖度が効いた上品な仕上がりですが、予告映像でも全開だった円谷プロ感と永井豪イズムが全編に行きわたっていて終盤にかけてテンションが上がっていく中で「こんな映画を観せてくれてありがとう!」と胸が熱くなりました。様々なオマージュが散りばめられていて、一瞬ですがアラフィフ世代が夢中になったアレも出てきますし、出来る限り瞬きを我慢して観るのが正しい鑑賞方法だと思います。実質主役であるオテンバなリケジョ、アマラを演じるカイリー・スパイニーと彼女の愛機スクラッパーがすごくキュートです。
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