劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶのレビュー・感想・評価
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期待し過ぎたのだろうか
漫画アニメともに見ており、毎回涙腺を熱くしていたので、劇場版もハンカチを持って見に行ったのだが、話が入ってこなかった。
初劇場版で、キャラを多く出したかったのかもしれないが、展開やキャラストーリーが詰め込み過ぎのように感じた。
夏目友人帳の良いところは、必要なキャラと情報だけで構成し、話を掘り下げ人と妖に触れるところだと思う。
今回はそれが成されておらず、キャラに感情移入出来ず、ストーリーも浅いまま終わったように感じた。
ニャンコ先生はもちろん好きなんだが、ニャンコ先生だけで引っ張り過ぎだと思う。
次回作に期待したい。
あと23巻最高!!!!
私だけかもだけど泣ける。
原作が好きで見に行ったがもぉ~夏目がかわいい&カッコいい!
そしてにゃんこ先生も愛らしい。どの子にゃんこも抱きつきたいくらいかわいかった。
家族愛に感動した。とにかく泣ける。
極め付きは映画のエンディング曲。最後まで涙が…
とにかく原作好きも、そうでない人も見て欲しい作品でした。
どんな世代にも
どうしても、みたくて平日朝イチの上映を観に行ったんですが、アニメ映画にもかかわらず、沢山の方が観に来られていました。
私がすむ地域は、リアルタイムで夏目友人帳はやってなくて、ネットやBSで観ている私でも、フワッと夏目の世界観に入れました。相変わらず派手さはないけど、気持ちを温かくする優しさを感じる作品です。
まだ観てない方は是非ご覧下さい。優しい涙を流せますから。
阿良々木暦の方が好き
レビューがやたらと高評価なので、TVシリーズはあまり好きでもなかったが見てみた。やはりTVシリーズと同じで曖昧模糊とした物語でスッキリしない。アニメ技術もアニプレックス制作の割には風景もキャラクター作画ももう一つで、最近のアニメとしては技術的に劣っている。それとCVの神谷浩史は今や阿良々木暦の方がメジャーになってしまい、つい戦場ヶ原が出て来そうな錯覚に陥ってしまった。この作品のフリークな方々だけが高評価しているようで観客もガラガラだったし、あまりお勧めできる作品ではない。
じんわりあたたかい
いつも通りの夏目です。褒め言葉
優しさと切なさと愛情と友情
見ててほっこりします。
夏目を見ると優しくなれますよね。
主題歌も最高に良かったです。
見ようか迷ってる方は絶対見てね
泣きます。
にゃんこせんせいかわいかったぁ
個人的に田沼がまた見れて幸せです。
島本須美さん最高です
たぶん多くの人にはそうではなかったかもしれないけど、最後の方のなんてことないよりえさんのセリフで涙が溢れてきました。
途中は人気どころを余すとこなく使ってきてちょっとわざとらしいと思いましたが、島本さんの演技で大満足でした。
夏目ワールド
妻が大ファンなので一緒に見ました。夏目ワールドの雰囲気を壊さないよう、注意して作られていると思います。近頃映画公開が多すぎるのか、近所のシネマに本作品は来ませんでした。もっと公開する劇場を増やしてほしいです。
この作品でよくできているなあと感心したのは、主人公の夏目やレイコさん、妖怪たちなどの背景事情が、これまで夏目友人帳を見たことがない人にもほのかに伝わることです。解説しすぎないのがうまいです。このことにより本作の物語に深みを与えることに成功していると思います。
変わらない温かさ
これぞ夏目友人帳!って感じで、いつものように人と妖の心や関係性が優しさで溢れていました。
感動で泣けるというわけではなく、じんわりと心にいつまでも残るような温かさ。
そしてなんといってもニャンコ先生が可愛すぎました笑
大好きな夏目の世界がそのまま
原作とアニメの大ファンです。
やはり、アニメから入り原作も愛した身としては、凄く満足した劇場版でした。
夏目友人帳に惹かれたのは人間だからこその優しさ、弱さ、不器用さを尊く優しく描くところです。その魅力がこの劇場版に詰まっていました。
私は特にレイコさんが「私は覚えられなくていい」と言った台詞はどうしても切ない気持ちになりました。でも妖、人に、そして夏目くんにこれほど愛しいと思われてるレイコさんは幸せなのだと、心が温まりました。
人は残酷な嘘をつく、始めその嘘に気がつくと傷つくけど。それでもそれが優しい嘘だと気がついた時、それは救いになるのだと、拝見していて感じました。
悪いところを言えば、ちょっとペース配分が気になりました。最初が遅くて、それで急に早くなったり…多くの方が最初が遅いとおしゃっていますが、私はその後の展開が急に早くなったから遅く感じたのだと思いました。個人的にもっと遅くても良かったのではと思っています。でも劇場版だからこそ、それは無理だと思いますが…
ニャンコ先生には笑わせてもらい、ちびニャンコ達にも癒されました。夏目くんは相変わらず優しく尊く、成長していく彼が微笑ましかった。そんな夏目と妖達と一緒に成長していけるような、そんな尊い作品です。
ザ夏目友人帳
長編に期待してワクワクで劇場へ。
アニメのまんまほのぼのストーリーで良かった。
けど、長いなーと感じてしまいました。
かろうじて最後まで寝ずに見れましたが、ほのぼの系なだけに劇場も暗くウトウトしてしまう事も。
もんもんぼうが可愛くて気に入りました。
ミニニャンコ先生もとても可愛かった^^
これぞ、夏目友人帳。
つらつらと感想を書きましたが、一言で表すならば「リピート即決定」。
小学生の頃から原作を追ってきた私も今年社会人となり、夏目を読み始めて10年が経っていたことに驚き、また映画館で観られる日が来るとは…!と、とても楽しみにしていました。
台風が近づいていましたが、もちろん初日鑑賞。
まず特典が豪華すぎてにやけました。これは嬉しい。
ストーリーは、原作やアニメの世界観を崩すことなく、ゆったりと贅沢に展開していくところが夏目らしいなあと思いました。犬の会や名取さんの登場シーンではクスッと笑えて、分裂したニャンコ先生には癒され、ちらほら出てくる過去のストーリーや終盤にかけての展開では目頭が熱くなり、最後はこらえ切れずに泣いてしまいました。エンディングの歌も素晴らしいです。歌詞を追っていると映画のストーリーが蘇るので涙が溢れます。何度も聴きたくなります。
鑑賞後は、これからもファンであり続けたい作品だと思いました。
ゲスト声優さんについては、意見が分かれているところではありますが、高良健吾さんのお声は今回ぴったりだったように思います。バイきんぐのお2人は、他の作品だったら私も残念に思ったかもしれませんが、夏目ならではの雰囲気にはすごく合っていたと思います。ああ、こんな妖いるかもって。
また、シリーズ初鑑賞の方でも楽しめると思いますが、より深く夏目の世界に浸ってもらいたいので、アニメでも原作でもなんでもいいので少し予習することをオススメします。
最後に、ぜひパンフレットも熟読してください!!!
集めるんじゃなくて返すのね
友人帳?妖怪?…友達妖怪???
とくれば気を引かれます笑
タイトルは知ってましたが中々観る機会がなくて今回が初見です
今回の感想としては、悪いラスボスを倒すという話ではなくて、そのラスボスにまつわる能力に翻弄されてく周囲にきちんとドラマが描かれていたところが秀逸でした
感動まではしませんでしたがしんみりしました
根幹の部分に、既に他界している祖母の軌跡を巡る流れがあるので、僕らは主人公と同じ視点を持つことができます
主人公はニャンコ先生と共に、在りし日の祖母の追跡旅をしているのですね
個人的にはラスボスの正体を母に知られるというクライマックスが用意されてると思ったのですが…
それをしないのが夏目友人帳らしさなんでしょうね
すごく淡々としている…
作品の雰囲気とか世界観は好きになりました
ちなみに、唯一の違和感は絵柄でしたのでいっそのこと実写化希望です(*^ω^*)
初心者だけど超楽しめた
原作・TVアニメも未体験、タイトル以外は完全先行知識ゼロで挑みましたが、めちゃくちゃ良かったです。胸が震えました。サラっとしてますが、結構深い話だと思います。
物語の根幹には、孤独感とつながりがテーマとして流れているように感じました。
夏目は親戚の間を転々とした幼少期を送ったためつながりが作れなかった過去があります。物語の中心となる妖怪も、夏目同様さすらう運命のために誰ともつながれなかった。それは夏目の祖母・レイコも同様です。妖怪が見えるため人の世に馴染めず、『友人帳』を作ったくらいですから。
このように、つながれなかった人たちの悲しみが本作の中核に存在していると考えます。
しかし、物語のはじめから主人公夏目はすでにつながれており、悲しみは過去のものになっています。そのため、夏目は悲しみを癒す側の存在であり、言ってしまえば本作は『ブラックジャック』的な構造を持っているように感じました。
友人帳に書かれている名前を返すと言う行為自体が、縛られた妖怪たちを解放し、その自主性に任せることであり、セラピューティックな行いですね。妖怪も癒されますが、祖母の孤独な魂も少しずつ癒されて行くようにも感じます。
孤独というか孤立した人は、自分のために何かしてくれる人が存在しません。生前、レイコは誰かとつながりたかった。妖怪たちとつながろうとしたが、それは『勝負に勝ったら友人帳に名前を書く』という、対等ではない歪な関係だった。だからレイコは妖怪ともつながれなかった。
夏目はレイコの遺した問題の解決に取り組んでいるわけですが、それはレイコのために行動しているとも言えます。それが、亡き祖母の魂の解放にもつながり、夏目自身の魂の深化にもつながっているように感じます。
また、物語の舞台が森と街が共存しており、物の怪との物語を紡ぐことにはピッタリなロケーションだなと痛感しています。土着している妖怪たちが楽しそうに暮らしているのもいい。幸せの条件のひとつに、根付いてつながる、ってのがあるなぁとしみじみ思います。
さすがに映画では、豊かな登場人物たちの背景まではわかりません。しかし、それで本作の魅力が損なわれてはいないと考えています。正直、原作を読んだりTVシリーズを観ていないとちょっとわからないことも多々ありました。とはいえ、それらはあくまでも本作においては枝葉的なもの。それで物語の本質を楽しめなくなることなどはまるでなかったです。
夏目にとっての兄貴分っぽいイケメン野郎・名取は、なんともカッコいいキャラで、釣りキチ三平における鮎川魚紳的なポジションなのかな〜と想像。お気に入りのキャラです。微妙に夏目と価値観が違ったりしており、なかなかコクのあるキャラっぽいですね。田沼くんのサイドキック感も良かった。
ただ、タキさんや笹田さんが本当に脇役っぽいのが残念。美少女キャラがひとりくらい夏目のサイドキックとして活躍してほしいなぁ、なんて思ったりしました。
このように、本作いや本シリーズはとても素敵な物語だな、としみじみと実感した次第です。
本作を鑑賞した後、私はすっかり『夏目友人帳』のファンになりましたよ。TVシリーズも少しずつ手を出していこうと考えています。
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