「陰と陽」台北暮色 ハマーさんの映画レビュー(感想・評価)
陰と陽
去年初めて台北に行ったとき、表通りは賑やかで華やかだけど、1本裏道に入ると暗くて汚くて古いなぁと感じた時の気持ちが蘇った。
セリフにもあったように、人間関係も近すぎると疎ましいし、遠すぎると恋しい。どちらにせよどう距離をとっていいかわからない時もある。
自分が寂しいときには、知り合いでもそうでなくても人に近づきたくなるし、
また実際の距離の近い人といても埋め合わせられない寂しさがあったりもする。
それも含めての全部人生。
生きてる。ただそれだけで良い。
途中のただただ運転しているシーンとかを少し飛ばしてしまったけど、暇なときならずっと見てられる感じのする日常を切り取ったドキュメンタリーのような映画。
コメントする