「観たい映画がないので観てみた。」台北暮色 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
観たい映画がないので観てみた。
観たい映画がなくて、制作にホウ・シャオシェンが関わっていて作品名が「台北暮色」。
小津安二郎の1957年の作品「東京暮色」のオマージュかなと思いきや、全く違っていた。
ホアン・シーという方の処女作であった。監督の初作品であった。ホウ・シャオシェンの助監督を務めていたという影響からか、画面の一つ々々が、一つのピースのようで美しかった。
この映画は、3人の若者を通しして今の台北に住む人々を現実を活写しているなと感じた。
最初と最後で、なぜか車がエンコする場面が出現するが、ラストの台北を行き交う車の無数の車のライトと台北の壮観な景色が雄大であった。話が十分理解出来ているか怪しいが、画面の美しさ圧倒されて、最初から最後まで飽きずの見られることが出来たのは、わたしには、充実した作品であり時間であった。
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