「親の因果が」聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5親の因果が

2018年3月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

医師と青年との奇妙な交流、医師の家族に訪れる悲劇、と、不穏感や緊迫感を高めてゆく音楽に、先の読めない不条理な展開で、引き込まれました。
青年役の不穏な存在感がある演技も印象的でした。

また、緊迫感のある悲劇的な展開ながら、妙な滑稽さや下ネタが挿まれ、悲劇と喜劇が表裏一体という、ブラックユーモアも感じました。

個人的には、親の因果が子に報い、というストーリーは納得出来ませんが、因果について考えさせられます。

nakadakan