劇場公開日 2018年2月24日

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「ひたすら暗い部屋や道路での会話が続く」ザ・シークレットマン 関学にチー牛はおらんのんじゃさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5ひたすら暗い部屋や道路での会話が続く

2021年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

盛り上がるシーンなんて皆無のひたすら暗い手抜き映画。

配給はソニーピクチャーズクラシックとなっています。ソニー絡みの映画はたいていの場合、くっだらない下ネタ、下品なセリフ、汚い排泄物等のオンバレードなのですが、この作品ではそういうのはありませんでした。この点は良いことなのですが、ただただひたすら暗い部屋、道路、車の中でシリアスな顔で延々と会話が続きます。他にあるとしたら、ヘリコプターから撮影した風景だけです。それ以外のほとんどはいくつかの部屋内で数人のおっさんが会話や電話をしてるだけです。ほとんどが5人以内が集まって会話してるだけです。

要するに会話だらけで100分程度の作品のほとんどを埋めて、制作費の削減を図っている手抜き作品で、ソニー系映画にありがちな作品となっています。

とにかく面倒なこと、金のかかることはせずに、100分以上の映画を1本作りある程度の収益を得るということだけを考えて作っている作品です。最近はソニーの技術でどんな国のどんな場所でも合成した風景と人物を組み合わせて作品を作れるようになってるようなので、ますますカスみたいな作品が出来上がることでしょう。

見どころなんて一つもないです。会話だけなら文章だけ見たらいいだけですね。一つだけいい点は、主役の声優が菅生隆之という聞き取りやすい一流声優だったことです。

関学にチー牛はおらんのんじゃ